おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
11/30の1本目は、戦後80年の節目に公開される壮絶な世界で紡がれた戦火の友情物語
『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』

原作は、武田一義氏の漫画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」。戦争漫画の新たな金字塔がついに劇場アニメーションになりました。
太平洋戦争末期、すでに日本の戦局が悪化していた昭和19年9月15日からパラオのペリリュー島ではじまった過酷な戦いを題材に、終戦後も2年間に渡り潜伏生活を続けた兵士たちの過酷な運命を描いています。

碧い空と海、白い雲、そして緑は深く花は鮮やか…楽園のような島・ペリリューに、三頭身の可愛い兵士たちが船で到着します。
21歳の日本兵士・漫画家志望の主人公・田丸は、その才能を買われ、仲間の最期の勇姿を遺族に向けて書き記す「功績係」という特別な任務を命じられます。
9月15日、米軍のペリリュー島攻撃が始まりました。4万人以上の米軍に対する日本軍はわずか1万人。
美しい島で繰り返される砲爆撃に鳴りやまない銃声、そして飢えや渇き、伝染病……家族、故郷を想いながら、若き兵士が次々と命を落としていきます。
田丸は仲間の死を、時に嘘を交えて美談に仕立て上げます。正しいこと、それが何か分からないまま…。
そんな彼の支えは、同期ながら頼れる上等兵・吉敷でした。
2人は励まし合い、苦悩を分かち合いながら、特別な絆を育んでいきます。
自決も許されない持久戦、最後まで生き残ったのは僅か34人。
そんな地獄のような戦場、ペリリュー島で若者たちは何を想い、生きたのでしょうか。
絵が、とっても可愛いのです。可愛ければ可愛いほど、逆に戦争の残酷さが浮き彫りになります。
でも、可愛いからこそ、私たちは物語を観続けることができるのです。
心優しい漫画家志望の主人公・田丸均(たまる ひとし)の声は、板垣李光人さん、頼れる相棒・吉敷佳助(よしき けいすけ)は、中村倫也さんが担当しました。

戦場に駆り出されたのは、普通の若者たちなのだと実感。イヤと言えないどころか、国のために命を捧げることが当然だという建前の中、本当は死にたくなんかなかった、大切な人のもとに帰りたかった…その思いが痛いほど伝わってきます。
ヒトラーに先導されたドイツのように、世の中が一つの方向に流れていってしまう恐ろしさを改めて感じました。
これは、絶対に語り継がれなければならない物語、観た後はみんなで語り合って頂きたい物語です。

『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』
2025年12月5日(金)全国公開
公式サイト:映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』公式サイト
原作:武田一義「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:久慈悟郎
脚本:西村ジュンジ・武田一義
制作:シンエイ動画 × 冨嶽
配給:東映
©武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会

2026.02.15
ほっと一息☕Photo Book 清々しい朝🗻
【山中湖 マリモ】さんから、またもや素敵な写真が届きました。 「昨日の朝の 逆さ富士がめちゃくちゃ綺麗だったのです。お届けします」 本当にめちゃくち...

2026.02.15
サンデー早起キネマ『嵐が丘』
おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ” 2/8の3本目は、今も世界中の女性たちの心を掴んで離さない世紀の大ベストセラー小説の映画化。マーゴット・ロ...

2026.02.15
サンデー早起キネマ『センチメンタル・バリュー』
おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ” 2/8の2本目は、ノルウェーから届いた壊れた親子と家族の物語 『センチメンタル・バリュー』 ...

2026.02.15
サンデー早起キネマ『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』
おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ” 2/8の1本目は、天才ピアニスト、スタニスラフ・ブーニンの初のドキュメンタリー 『ブーニン 天才ピアニス...

2026.02.15
今週は健康について考えるコーナー「網膜静脈閉塞症」についてお伝えしました。
茅ヶ崎市立病院 診療部長 兼 眼科部長 益原奈美 先生にお話を伺いました。 「網膜静脈閉塞症」は、その名の通り、網膜の静脈・血管が詰まる病気。 血液の流れ...