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11/9の1本目は、舘ひろしさん主演、魂を揺さぶる涙の感動エンターテインメント
『港のひかり』

チャールズ・チャップリンの『街の灯』を下敷きに発想されたこの作品は、2022年に亡くなったスターサンズの河村光庸プロデューサーが残した最後の企画。
『ヤクザと家族 The Family』『ヴィレッジ』で河村プロデューサーと晩年タッグを組んだ藤井道人氏が、監督を務めました。

舞台は、2012年の地方の港町。ある日、一人ぼっちの漁師と両親を失った少年が出会います。漁師は元暴力団員で、少年は交通事故で弱視になり、白杖をついていました。
ふたりはお互いの孤独な魂に寄り添いながら心を通わせていきますが、血と暴力の歴史が彼らの未来の前に立ちはだかるのです。
親子以上に歳のはなれたふたりの12年に渡る友情と再会の物語は現代の寓話。自分のために生きてきた男が、人生を終える前、他人のために自分を犠牲にする“美学”が呼ぶ感動の物語です。

この作品の一番の魅力は、役者さんたち。
元暴力団の漁師・三浦を演じたのは、7年ぶりの単独主演の舘ひろしさん。とにかく渋くてかっこいいです!義理人情に厚く、人の為に生きていくことが強さだという信条は、先代の組長から引き継がれたものでした。
その亡くなった先代は、宇崎竜童さん。

三浦の希望となる弱視の少年・幸太には、これが映画デビューの歌舞伎役者の尾上眞秀さん。成長して刑事になる幸太には、眞栄田郷敦さん。おふたりとも自然なリレーです。
そして、三浦がかつて在籍した河村組の今の組長で三浦を敵視する石崎には椎名桔平さん、その子分で血の気の多い八代には斎藤工さん。
お二人の容赦ないキレキレ感が群を抜いていて、新たな境地を開拓しています。

他に、ピエール瀧さん、一ノ瀬ワタルさん、MEGUMIさん、市村正親さん、笹野高史さんなどが世界を作り上げます。

そして、目を見張るのが35mmフィルムの映像の美しさ。地震で被害を受ける直前の能登半島の自然が収められています。
撮影は、『八甲田山』『鉄道員(ぽっぽや)』など、日本を代表する名作を手掛けてきた巨匠・木村大作氏。
特に、海に降り注ぐ「天使の梯子」の光がとても印象的でした。そして、最後の雪のシーンは大泣きしました。
平成から令和が舞台ですが、話の内容も映像の感じも昭和の懐かしい匂いがしました。

『港のひかり』
11月14日(金)全国公開
公式サイト:映画『港のひかり』公式サイト | 11月14日(金)公開
監督・脚本:藤井道人
企画:河村光庸
撮影:木村大作
美術:原田満生
音楽:岩代太郎
出演:舘ひろし 眞栄田郷敦 尾上眞秀 黒島結菜 斎藤工 ピエール瀧 一ノ瀬ワタル MEGUMI 赤堀雅秋
市村正親 宇崎竜童 笹野高史 椎名桔平
配給:東映 スターサンズ
Ⓒ2025「港のひかり」製作委員会

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