おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
8/24の2本目は、イギリスの女性監督が描く80年代のアメリカ!クィア・ロマンス・スリラーですが、ジャンルレスなぶっ飛んだ作品
『愛はステロイド』

監督は、狂信の末に暴走するカトリック信者の看護師を描いたホラー『セイント・モード/狂信』で長編映画デビューを果たし、映画の常識を打ち砕いて世界に衝撃を与えたイギリスの新鋭・ローズ・グラス。
この作品は、大胆で示唆に富んだストーリーテリングと刺激的な演出、そして俳優陣の化学反応が各所から絶賛され、世界各国の映画賞に44のノミネートを果たしています。

舞台は、1989年、ニューメキシコ州の田舎町。トレーニングジムで働く女性ルーは、ある日、ボディビルで名をあげることを目指しながら旅をしている女性ジャッキーと出逢い、二人は恋に落ちます。
しかし、二人は、町で警察をも牛耳る凶悪な犯罪を繰り返す父や、夫から壮絶なDVを受け続ける姉など、ルーの家族が抱える闇に巻き込まれていくのです。
物語は、制御不能なクライマックスへ…果たして、膨張した二人の愛の行方は?

父親を嫌悪しながらもその影響下から逃れられないルーには、『スペンサー ダイアナの決意』の名優クリステン・スチュワート。
彼女のパートナーとなるボディビルダー・ジャッキーに抜擢されたのは、クリステンと同じくクィアであることを公表している元ボディビル選手で、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』にも出演するケイティ・オブライアン。
ほかにも不気味で抑圧的、圧倒的な力を持つルーの父親を演じるエド・ハリスをはじめ、ジェナ・マローンやアンナ・バリシニコフなど、これまでのイメージを打ち砕く役に挑戦しています。

アメリカ南西部の乾いた広大な土地を舞台に、繰り広げられえる犯罪と暴力。ちょっとデヴィッド・クローネンバーグっぽかったり、『サブスタンス』っぽかったり。正直、グロい場面も多いのですが、あまりにもぶっ飛びすぎて笑ってしまうこともしばしば。音楽が救ってくれます。
ブラックコメディ・クライムサスペンス・ロマンス・ファミリードラマ・復讐スリラーをミックスさせ、行きすぎた行為や野心、狂気的な愛がもたらす破壊的でハイテンションな人間模様を描き出す不思議な魅力がある作品。日本語のタイトルが秀逸です。

『愛はステロイド』
8月29日(金)より全国公開
公式サイト:愛はステロイド|FILMS|A24×Happinet Phantom Studios
監督&脚本:ローズ・グラス(『セイント・モード/狂信』)
共同脚本:ヴェロニカ・トフィウスカキャスト
出演:クリステン・スチュワート(『スペンサーダイアナの決意』)、ケイティ・オブライアン
(『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』)、エド・ハリス(『トップガンマーヴェリック』)、ジェナ・マローン(『メッセンジャー』)
2024年|イギリス・アメリカ|カラー|2.39:1|5.1ch|104分|英語|原題:Love Lies Bleeding|R-15+
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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