ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2025.08.10

サンデー早起キネマ『ランド・オブ・バッド』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

8/10の2本目は、現代の軍事作戦行動をリアルに描写!緊迫のミリタリーアクション
『ランド・オブ・バッド』

フィリピン近海のスールー海は、イスラム過激派の温床となっています。そこに浮かぶ緑豊かな島で、精鋭揃いの米軍特殊部隊デルタフォースが極秘任務についています。目的は、誘拐されたCIAエージェントの救出と回収。
地上部隊と空からの援護を連携させる専門兵士=JTACの若手軍曹キニーも作戦に参加していました。
任務のさなか、凶悪なテロリストに遭遇、銃撃戦が勃発し、部隊は壊滅寸前の危機に!
実戦経験がほとんどないキニーは、戦場のジャングルで孤立してしまいます。頼みの綱は、遥か上空から支援する無人戦闘機と、それをラスベガスの空軍基地から操るベテランパイロットだけ。
果たしてキニーは、生き伸びて任務を遂行できるのでしょうか?

絶体絶命の危機に陥った若き同胞を遠くからモニター越しに支える無人機のパイロット役は、数々のアクション大作で「闘う男」を演じてきた国際的スター、ラッセル・クロウ。
孤独な戦いを強いられるJTAC軍曹役は、『ハンガー・ゲーム』でおなじみのリアム・ヘムズワース。
無線だけで繋がっているこの二人の会話がとてもいいのです。
パイロットは、モニター越しにキニーの位置を確認し、逃げる方向や敵の有無を教えます。時には、恐怖におびえるキニーを故郷の話で落ち着かせてもくれます。
年齢や階級など関係なしに、命をかけた絆が強くなっていく様子がとても心地よいのです。

ただ、キニーのいる島は、タイトル通り、本当に“最悪の土地”です!
次から次へと湧き出るように現れるテロリストたち、見ているこちらが痛くなるほどの肉弾戦、一瞬のスキを突く銃撃戦にミサイル攻撃、そして、無人機からの爆弾投下、ドキドキし過ぎて何度「ギャッ!!」と声が出てしまったことか。
一難去ってまた一難、危機を作るのは何も敵だけではないのだということも実感。大切なものを見誤るととんでもないことが起きてしまうのですね。

ド派手なアクションにユーモアあるシーン、そして無線を通して紡がれる友情…最後のシーンも含めて、アメリカっぽいです。
まるで最前線を追体験するように、疲れるほど前のめりで見てしまいました。死と隣り合わせの「最悪の地」 で、“空の眼”は孤立無援のチームを救えるのか、是非確かめて下さい!

『ランド・オブ・バッド』
8月15日(金)より TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

公式サイト:映画『ランド・オブ・バッド』公式サイト
監督・脚本:ウィリアム・ユーバンク
出演:ラッセル・クロウ、リアム・ヘムズワース、ルーク・ヘムズワース、マイロ・ヴィンティミリア、リッキー・ウィットル
2025年/アメリカ/113分/シネスコ/5.1chサラウンド/字幕翻訳:白取美雪/原題:Land of Bad/PG12
配給:AMGエンタテインメント
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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