おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

8/3の３本目は、初恋を描くのがお得意の韓国から届いた誰でも胸キュンのノスタルジックなラブストーリー
『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』

原作は、台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自ら映画化した『あの頃、君を追いかけた』。
日本でも2018年にリメイクされましたが、韓国版は、これが長編デビューとなるチョ・ヨンミョン監督が優しく丁寧に仕上げました。

舞台は、日韓ワールドカップが開催された2002年、ソウルから電車で1時間半ほど離れた春川の高校です。
将来の夢もなく男友達と遊んでばかりいるジヌは、恋愛とは程遠い高校生活を謳歌していましたが、ある出来事をきっかけに、美しさと品格を兼ね備えたクラスの優等生・ソナへの自分の想いに気づきます。
みんなの憧れの存在だったソナと少しずつ心を通わせ、青春が色濃くなっていくジヌの毎日。
大変だった受験生活を終え、やがて特別な絆を築き始めていた2人は、春川とソウル、それぞれの大学生活とともに大人への階段を上り始めるのですが…。

みんなの憧れの的ソナ役は、日本でも人気のガールズグループTWICEのダヒョン。映画初主演です。初恋のとまどいと喜びを、切ない表情と爽やかな笑顔で好演しました。
ジヌには、ドラマ「雲が描いた月明り」「初恋は初めてなので」など、話題作への出演が続くジニョン。「なにやってんの？」とつい笑ってしまうようなおふざけと真っ直ぐさが可愛らしくもある男子高校生を等身大で熱演しました。

主題歌「You Are the Apple of My Eye」は、作詞作曲も2人が手掛け2人で歌っています。劇中のソナ、ジヌとしての切ない想いが込められています。
主役のお二人はもちろんですが、周りの個性的な仲間たちも素晴らしいですよ。

誰もが経験する青春時代。男子高校生・ジヌの目線で描かれる物語は、友達とのおしゃべりや、悪ふざけをして先生に叱られたことなど他愛もない“普通”の出来事の連続です。
それなのに心が揺さぶられる胸キュンなシーンが沢山！特にラストシーンは爆笑して大泣きです！
普通の毎日がどれだけ愛しかったのか、“あの頃”がそこにあるからこそ、共感できます。

こんな素敵な初恋の思い出はないけれど、自分の高校時代も懐かしく思い出されました。
かけがえのない毎日の中で、初めての恋や痛みを知り、大人へと成長していく。“あの頃”を知る、今は大人になった私たちへの懐かしい思い出のプレゼントでもあります。
老若男女、誰でも共感できるので、胸キュントークに花が咲くこと間違いなし！あなたの“あの頃”に会いに劇場にいきませんか？

『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』
８月８日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開

公式サイト：映画『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』公式サイト
監督：チョ・ヨンミョン
出演：ダヒョン（TWICE）、ジニョン
ソン・ジョンヒョク、キム・ヨハン、イ・ミング、イ・スンジュン、キム・ミンジュ／パク・ソンウン、シン・ウンジョン
2025年／韓国／韓国語／101分／カラー／2.35:1／5.1ch／原題：그 시절, 우리가 좋아했던 소녀／
英題：YOU ARE THE APPLE OF MY EYE／字幕翻訳：平川こずえ／PG12
主題歌：ダヒョン＆ジニョン「You Are the Apple of My Eye」
配給：シンカ
提供：シンカ、シャ・ラ・ラ・カンパニー
© 2025 STUDIO TAKE CO., Ltd. & JAYURO PICTURES CO., Ltd.