ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2025.07.13

サンデー早起キネマ『マーヴィーラン 伝説の勇者』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

7/13の1本目は、崖っぷち漫画家が突如、自分が描く漫画のヒーローに?ユニークな設定にアクション、ドラマ、コメディを盛り込んだインドのエンターテインメント
『マーヴィーラン 伝説の勇者』

主人公は、新聞にゴーストライターとして「マーヴィーラン」を連載中の気弱な漫画家サティヤ。
ある日、住んでいる地域が再開発の対象となり、立ち退きを迫られます。代わりに新築の高層マンションを提供され家族も浮かれていましたが、実際住んでみたら、壁や天井が落ちてくるは、ドアノブは取れるは…見た目だけのとんでもない欠陥住宅だったのです。
波風を立てないようにそれでも目をつぶるサティヤでしたが、ある事故をきっかけに自分を<勇者>と呼ぶ天からの<声>が聞こえるようになり、突如、市民を苦しめる悪徳政治家ジェヤコディと対決することに。
<天の声>に導かれ、周囲を巻き込みながら、果たしてサティヤは民衆を救う<勇者>となれるのでしょうか?

主人公のサティヤには、主演作が日本初公開、タミル語映画界のスター、シヴァカールティケーヤン。
気弱な漫画家が、自らの使命を吹き込まれ<勇者>として覚醒する姿、自分にしか聞こえない<声>に苦心し1人奮闘するコミカルな姿、そしてヒーローとしてのカッコいいアクションなど、見どころたっぷりです。

監督・脚本は、これが長編2作目のマドーン・アシュヴィン。「これは、負け犬の物語であると同時に、1人の人間が内なるヒーローを見つけ出す話でもある」と語っています。

コミカルな登場人物、キレッキレの歌や踊り、激しいアクションに家族の絆やロマンスと、インド映画の要素がたっぷり詰まっています。
さらには、選挙を気にする悪徳政治家に、賄賂、ネコババ、違法建築とインドの社会問題もしっかり描かれ、161分があっという間。
コメディータッチのヒーローと一緒に悩んでドキドキハラハラ!この作品を見れば、自分にも何かできるかもしれないと内なる力が湧いてくること間違いなし!あなたも自分の中のヒーロー、ヒロインを見つけに映画館にいきませんか?

『マーヴィーラン 伝説の勇者』
7月11日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー

公式サイト:映画『マーヴィーラン 伝説の勇者』公式サイト
監督・脚本:マドーン・アシュヴィン
出演:シヴァカールティケーヤン、アディティ・シャンカル、ミシュキン、スニール、ヨーギ・バーブ
2023/インド/タミル語/カラー/161分  
字幕翻訳:藤井美佳/字幕監修:小尾淳
原題:MAAVEERAN  映倫:PG12 
配給:ファインフィルムズ
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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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