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2025.04.20

サンデー早起キネマ『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

4/20の2本目は、世界最高峰のバレエ団“ボリショイ・バレエ”を舞台に、プリマになることに取りつかれたアメリカ人バレリーナの物語
『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』

舞台は、1773年に設立された名門ボリショイ・アカデミーと、その3年後に創立された世界最高峰のバレエ団ボリショイ・バレエ。
この壮絶な物語は、2012年にアメリカ人女性で初めてボリショイ・バレエ団とソリスト契約を結んだジョイ・ウーマックのおよそ10年間の実話がベースとなっています。
彼女が在籍していた当時、ボリショイ・バレエ団は激動の時代…華麗なバレエ界の裏側で、当時のダンサーたちが直面していた過酷な現実もセンセーショナルに描かれます。

15歳のアメリカ人バレリーナ、ジョイ・ウーマックの夢は、ボリショイ・バレエ団のプリマ・バレリーナになること。
単身ロシアに渡り、アカデミー生となったジョイを待ち構えていたのは、一般人には理解できない完璧さを求める伝説的な教師ヴォルコワの脅迫的なレッスンでした。
過激な減量やトレーニング、日々浴びせられる罵詈雑言、ライバル同士の蹴落とし合いにジョイの精神は徐々に追い詰められていきます。闇に囚われてしまったジョイを待ち受けるのは希望か破滅か……。

主演は『17歳の瞳に映る世界』『ウエスト・サイド・ストーリー』など話題作に出演するハリウッドの超新星タリア・ライダー。
もともとバレエの基礎はありましたが、この役のために1年間トレーニングした彼女の圧巻のバレエシーンは息をのむような美しさ。そして、純真無垢な少女から狂気のバレリーナへと変貌していく様子を見事に演じています。

教師ヴォルコワには、『女は二度決断する』など多彩な作品に出演し、自身も英国ロイヤル・バレエスクールで学びダンサーを目指していたダイアン・クルーガー。
ジョイのパートナー・ニコライには、『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』でルドルフ・ヌレエフを演じた現役のダンサー、オレグ・イヴェンコ。
さらには世界的バレリーナのナタリア・オシポワが本人役で登場し、「瀕死の白鳥」を踊るなど、現役のダンサーたちが出演。だからこその圧巻のステージが大きな見どころです。

バレエのためにどこまで自分を犠牲にできるのか?どこまで理不尽さに耐えられるのか?
夢を叶えるための強さと痛みが胸に沁みます。

『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』
4月 25日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開

公式サイト:映画『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』4/25(金)公開
監督・脚本:ジェームス・ネイピア・ロバートソン
2023/イギリス・ニュージーランド/111分/カラー/スコープ/5.1ch/原題:JOIKA/日本語字幕:古田由紀子/字幕監修:森菜穂美/配給:ショウゲート 
© Joika NZ Limited / Madants Sp. z o.o. 2023 ALL RIGHTS RESERVED.

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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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