ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2025.04.06

サンデー早起キネマ『Page30』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
4/6は、3本をご紹介。

2本目は、フィクションかドキュメンタリーか?
DREAMS COME TRUEの中村正人さんプロデュース、堤幸彦監督と4人の女優、そして上原ひろみさんのピアノが描く新感覚の作品
『Page30』

ある日、劇場に4人の女優たちが集められます。
渡されたのは、「under the skin」という30ページの台本。
この台本に3日間かけて向き合い、4日目に舞台公演をするのだと告げられます。配役は未定。スマホや時計を取り上げられ、劇場から出られないという閉ざされた環境に動揺しながらも、やりたい役を掴むため、稽古に打ち込む4人。
二流の役者、売れない役者、大根役者、言われるがまま演じることに満たされなくなった役者…稽古を通して、それぞれの“後には引けない事情”が浮き彫りになり、人間の本質が暴かれていきます。
演出家、監督不在という演技の無法地帯で、役者人生を賭けた芝居がぶつかり合います。
ついに4日目、仮面をつけた観客が見守る中、4人は役者としての本質を発揮し、舞台を成功させることができるのでしょうか。

劇中に登場する4人の女優役には、異色の経歴と実績を持ち合わせた表現者達が集まりました。


Netflixオリジナルシリーズ「極悪女王」の長与千種役の熱演で一躍注目を集めた唐田えりかさん。


これまでに70本以上の映画、60本以上のドラマ、50本以上の舞台出演と圧倒的な女優経験を誇る林田麻里さん。


数々のドラマ・映画出演の女優業から企画プロデュースまでこなし、マルチに活躍する広山詞葉さん。


ロックバンドのボーカルとしてメジャーデビュー、脱退後アーティスト活動の傍ら、女優業も始めたMAAKIIIさん。

4人の個性にあった配役が素晴らしく、稽古を通して、どんどん変わっていきます。途中から、演技なのか素なのか、わからなくなってしまいました。まるでドキュメンタリーを見ているようです。
3日間の稽古と本番、ほとんど舞台を映しているだけなのに、余りにも4人のエネルギーが強すぎて、「とんでもないものを見てしまった!」と、見終わった後、しばし茫然としてしまいました。
音楽もカメラワークも臨場感たっぷり!自分もその場にいたと感じられるのです。 

この作品の「メイン上映館」は、渋谷警察署裏・渋三広場に建てられたテントシアター「渋谷 ドリカム シアター supported by Page30」。
1つの作品の為に、シアターを新設する前代未聞の企画です。是非、こちらにもお出かけ下さい。

映画『Page30』
4 月 11 日 ( 金 ) 渋谷 ドリカム シアター他 全国映画館にて公開

公式サイト:映画『Page30』【4.11全国公開】
原案/監督 堤幸彦
主演:唐田えりか 林田麻里 広山詞葉 MAAKIII
音楽:上原ひろみ 中村正人
© DCTentertainment

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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