ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2025.01.12

サンデー早起キネマ『勇敢な市民』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
1/12は、日米韓、それぞれの国らしい作品をご紹介。

3本目は韓国です!愉快・痛快・気分爽快な勧善懲悪アクションコメディ
『勇敢な市民』

原作は、9.8という高評価!アニメにもなった「喧嘩独学」のキム・ジョンヒョンのネイバーウェブトゥーン、電子漫画です。日本でも翻訳・配信されていますので、読んだことがある方もいらっしゃるかも。
一線を越えるやつらに向けた想像を超える痛快な一撃!で炭酸指数100%の爽快感です。

非正規採用で、ある高校にやってきた女性教員の「ソ・シミン」。
その高校は、父は検事・母は弁護士、学校経営にもかかわるセレブの息子「ハン・スガン」の暴力に支配され、教師ですら手を出せない状態だったのです。
正規雇用を勝ち取るため、無用なトラブルを避けて見て見ぬふりをするシミン。
しかし、いじめのターゲットとなった生徒とその家族にまで及ぶ暴力を知った時、猫のマスクで正体を隠したシミンがスガンとその一味の前に立ちはだかります。実は、シミンは元ボクシングチャンピオンで、数々の格闘技をマスターしているスーパーウーマンなのです。
しかし、学園の支配者スガンが黙っているはずはありません。さあ、どうなるこの戦い?

この作品、何より彼女の名前がすごくいいんです。「ソ・シミン」は日本語に訳すと「小市民」!一部の権力者に押さえつけられている愛すべき一般市民なのです。
そのソ・シミン役は、映画にドラマに大活躍!日本でも人気のシン・ヘソン。
運動音痴を自覚した彼女は、半年間アクションスクールに通い反復練習。180度ハイキックのシーンやワイヤーアクションなどを代役無しで演じ切りました。

最強・最低の悪役ハン・スガンには、寝る前30分鏡を見ながら悪い目つきを練習したというイ・ジュニョン。
専門スタントマンより上手といわれるアクションで、99.9%を自分で演じました。
この二人の格闘が見どころの一つ。そして、二人の心理戦も見逃せません!

監督は、『ユア・マイ・サンシャイン』のパク・ジンピョ。
この作品について「私たちの心の中に隠れている勇気と正義感に焦点を当てた映画。希望とファンタジーの物語だが、希望とファンタジーとは自らが持つべき勇気と正義感の別名だ」と語っています。
小市民が勝ち取るのは正規雇用かそれとも正義か?気分爽快なアクションコメディ。この作品を観たら、体の中からムクムクと勇気が湧いてきて、やったるぞーという気分になります。

『勇敢な市民』
2025年1月17日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

公式サイト:映画『勇敢な市民』オフィシャルサイト 2025年1月17日公開
原作:キム・ジョンヒョン「勇敢な市民」 
監督:パク・ジンピョ
出演:シン・ヘソン、イ・ジュニョン、パク・ジョンウ、パク・ヒョックォン、チャ・チョンファ
2023年/韓国/112分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:용감한 시민/英題:Brave Citizen/字幕翻訳:根本理恵 
提供:KADOKAWA Kプラス、MOVIEWALKERPRESS KOREA 
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
映倫区分:PG12
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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