ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2024.04.14

サンデー早起キネマ『リンダはチキンがたべたい!』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
4/14は、家族の絆と愛を描いた3本をご紹介。

1本目は、チキンを巡る母と娘の大騒動とお父さんの思い出…世界が笑い泣く、最高級のフレンチ・コメディ・アニメーション
『リンダはチキンがたべたい!』

物語の始まりは、リンダが1歳のときのかすかな記憶――。ママのお気に入りの結婚指輪に、パパが作ってくれた温かいパプリカ・チキン。とっても幸せだったのに、パパが突然消えてしまった。大好きだったパパのこと、いまは少ししか思い出せない――。
8歳になったリンダは、ママと2⼈、フランス郊外の団地で暮らしています。
ある⽇、ママの勘違いで叱られたリンダは、そのお詫びとして「パパのパプリカ・チキンがたべたい!」 とおねだり。
ママは作ってあげると約束してくれますが、その日はフランス全土がストライキで、すべてのお店がお休み。チキンが⼿に⼊らないのです。しかし頑固な二人は決して諦めません。養鶏場から生きたニワトリを盗み出しますが、逃げられてしまいます。そして、二人は警察に追われることに!
チキンをめぐるリンダとママのクレイジーなドタバタ劇は、元マジシャンの新米警察官や親切なトラック運転⼿、団地の子どもたちを巻き込んで大騒動に。果たして、リンダは無事、パパの思い出の味、パプリカ・チキンを食べることができるのでしょうか?

今までこんなアニメーション映画は観たことがありません。まずその絵!
筆で活き活きと描かれた黒い線と、スクリーンから溢れんばかりの鮮やかな色の数々!なんと色は“一人一色”なんです。例えばリンダは、頭のてっぺんからつま先まで全て黄色。ママはオレンジ。ペットの猫は紫など…賑やかで観ているだけでワクワクしてきます。

そして音!この映画の「主役」である⼦どもたちの声は、録⾳スタジオではなく屋外、物語の舞台となる団地で、実際に体を動かして演じながら収録されました。躍動感溢れる音声は、まるでドキュメンタリーのような瑞々しさを⽣み出しているのです。
さらに、ミュージカルのような音楽にもウキウキ心が躍ります。

カラフルでスウィートな映像、笑いと涙のあいだを⾃由⾃在にかけめぐる物語、そして登場⼈物たちの愛らしい魅⼒がミックスした誰もが楽しめる”史上最⾼級”のアニメーション・コメディ映画…それが『リンダはチキンがたべたい!』なのです。子どもも大人も大集合!

『リンダはチキンがたべたい!』
4⽉12⽇(⾦)新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー

公式サイト: chicken-for-linda.asmik-ace.co.jp
監督・脚本:キアラ・マルタ(『Simple Women』)、セバスチャン・ローデンバック(『⼤⼈のためのグリム童話 ⼿をなくした少⼥』)
提供:アスミック・エース、ミラクルヴォイス、ニューディアー
配給:アスミック・エース
配給協⼒:ミラクルヴォイス
原題:Linda veut du poulet! /2023年/フランス=イタリア/76分/カラー/シネマスコープサイズ/5.1ch/フランス語
©2023 DOLCE VITA FILMS, MIYU PRODUCTIONS, PALOSANTO FILMS, France 3 CINÉMA

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    • ひろたみゆ紀
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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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