ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2024.02.11

サンデー早起キネマ『梟ーフクロウー』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
2/11は、ドキドキが止まらない極上のサスペンス・スリラーを3本ご紹介。

まずは、韓国の歴史に刻まれた謎に映画的な創造を加えたサスペンス・スリラー『梟ーフクロウー』

政治、経済、社会、文化や民の暮らしまで全てを記録した朝鮮王朝実録にこんな文章があります。
「朝鮮に戻った王の子は、ほどなくして病にかかり、命を落とした。彼の全身は黒く変色し、目や耳、鼻や口など七つの穴から鮮血を流し、さながら薬物中毒死のようであった」
この物語は、史実に残された“王の息子=世子の不審死”にまつわる歴史的な謎に、
映画的な斬新な創造を加え誕生した現代的なスリラー。
韓国年間最長No.1記録を樹立し、国内の映画賞では【25冠】の最多受賞です。

主人公は、盲目の天才鍼師ギョンス。
病気の弟のため、誰にも言えない秘密を抱え、宮廷で鍼治療の仕事をしています。
ある夜、王の息子=世子の死を“目撃”!恐ろしくもおぞましい真実に直面してしまいます。
見えない男は、常闇に何を見たのか?
追われる身となったギョンスは、制御不能な狂気が迫る中、死の真相を暴くために
闇夜を駆ける……タイムリミットは、朝日が昇るまで。果たして謎は解けるのか?

大ヒット映画『王の男』で助監督を務めたアン・テジンの初監督作品。
ファクト=実際の歴史とフィクション=架空の人物を結び付けたファクションであり、スリラーであるという二つの側面を持つ物語を作り上げたかった」といいます。

ギョンス役は、人気ドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」でブレイク、『ザ・キング』『タクシー運転手~約束は海を越えて~』などのリュ・ジョンヨル。
世子が亡くなった後、狂乱する国王・仁祖役には、初めて王様を演じた名優ユ・ヘジン。
今回が三度目の共演。二人の素晴らしい演技はお墨付きですが、さらに幅が広がる渾身の演技にゾクゾクしました。

宮廷という限られた空間の中で、一晩に起きる出来事は、最初から最後まで先の読めない展開。
え?そうなの?そことここが密通?ウソ?裏切るの?捕まる!逃げて~!
ハラハラドキドキ、一瞬たりとも目が離せない、息をもつかせぬ緊張感にヘトヘトになります…が!素晴らしい脚本と演技に、心が満たされる1本です。

『梟ーフクロウー』
2月9日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショー

公式サイト: fukurou-movie.com
監督:アン・テジン
出演:リュ・ジュンヨル、ユ・ヘジン
2022年/韓国/118分/原題:올빼미/英題:THE NIGHT OWL/日本語字幕:根本理恵/G/配給:ショウゲート
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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