ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2023.12.24

サンデー早起キネマ『ハンガー・ゲーム0』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
12/24は、ベストセラー小説が原作、クリスマスにピッタリの3本をご紹介。

1本目は、原作の小説シリーズの売上は1億部以上!映画興行収入は4,400億円!世界的メガヒットシリーズの第5弾
『ハンガー・ゲーム0』

スーザン・コリンズのヤングアダルト小説の映画化。1作目は2012年の『ハンガー・ゲーム』。
文明が崩壊した近未来のアメリカ。国家パネムに反乱を起こした12の地区を戒める為、毎年各地区から少年少女が1人ずつ選ばれ、最後の1人になるまで殺し合う恐怖のゲームです。
大ヒット韓国ドラマ「イカゲーム」に影響を与えたともいわれるこの作品、ファンの方も多いでしょう。
最新作は、『ハンガー・ゲーム』の64年前が舞台。
ドナルド・サザーランドが演じたコリオレーナス・スノーがパネムの大統領として君臨する数十年前、なぜ、スノーは独裁者になってしまったのか…少年時代の知られざる物語です。

描かれるのは、第10回ハンガー・ゲーム。記念大会の新しい試みとして、プレイヤーの教育係に任命された18歳のスノーは、貧しい境遇から抜け出す為、優勝を心に誓います。
しかし、彼が担当する事になったのは、第12地区のひ弱な少女ルーシーでした。しかも彼女の唯一の武器はなんと“歌”。
最後に勝つのは誰か?お金持ちが賭けを楽しむ熱狂の競技場で行われる“負ければ即死のゲーム”で、精神的に追い詰められたプレイヤー達が人間性を失っていく中、徐々に惹かれ合っていく2人。
しかし、「人は生まれつき善意を持っている」と信じるルーシーが、歌で戦う反面、「勝利こそ全てだ」と考えるスノーは、ルーシーを勝たせてのし上がる為に野心を燃やしていくのです。善と悪の間で揺れ動く2人の運命はいかに……。

スノー役は、『ロビン・フッド』で映画デビュー、TVドラマなどでも活躍するトム・ブライス。前半は、ルーシーを勝たせるために策を練り、そして後半どんどん変わっていくその心の動きを見事に演じています。
ルーシーには、『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラー。彼女の素晴らしい歌声がたっぷり堪能できます。

負けたら即死!手に汗握るスタジアムでの戦いの場面と、その後の心理戦…2度おいしいです。
『ハンガーゲーム』シリーズを観たことがない方でも楽しめるはず。
死を前にすると人はどうなるのか?人が最も夢中になるものが人を破壊するするのか?善と悪…人が本来持っているものとは?いろいろ考えさせられる究極のサバイバルアクション。大スクリーンで体感してください!

『ハンガー・ゲーム0』
12月22日(金)より、TOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー

公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/thehungergames0/
監督:フランシス・ローレンス 
脚本:マイケル・レスリー、マイケル・アーント
原作:スーザン・コリンズ「ハンガー・ゲーム0 少女は鳥のように歌い、ヘビとともに戦う」(KADOKAWA刊)
製作:ニーナ・ジェイコブソン、ブラッド・シンプソン、フランシス・ローレンス
出演:トム・ブライス、レイチェル・ゼグラー、ピーター・ディンクレイジ、ハンター・シェイファー、ジェイソン・シュワルツマン、ジョシュ・アンドレス・リベラ、ヴィオラ・デイヴィス
2023年/アメリカ/157分/スコープサイズ/5.1ch/原題:THE HUNGER GAMES:THE BALLAD OF SONGBIRDS & SNAKES/字幕翻訳:石田泰子 
配給:KADOKAWA 
© 2023 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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