ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2023.08.20

サンデー早起キネマ『アステロイド・シティ』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
8/20は、豪華な俳優陣に目が釘付け!の3本をご紹介。

3本目は、トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ジェイソン・シュワルツマンと大スターが集結!おかしくて、ちょっと切ない、ウェス・アンダーソン監督の最新作
『アステロイド・シティ』

『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』など、独自の世界を描き出し、唯一無二の映像作家として愛されるウェス・アンダーソン監督の待望の最新作が、9月、遂に日本上陸です。
人々が豊かな日々を謳歌しアメリカが最も輝いていたと言われる1950年代 。
宇宙開拓への夢も広がり、誰もが不可能なことなどないと信じていた時代の物語です。

舞台は、1955年、アメリカ南西部にある人口わずか87人砂漠の街アステロイド・シティ。この街は、紀元前3007年9/23隕石が落下してできた巨大なクレーターが最大の観光名所なのです。
隕石が落ちた日“アステロイド・デイ”を祝うため、ジュニア宇宙科学賞に輝いた5人の天才的な子供たちとその家族が招待されます。
やってきたのは、子供達に母親が亡くなったことを伝えられない父親、マリリン・モンローを彷彿とさせるグラマラスな映画スターのシングルマザーなど、それぞれが様々な思いを抱えつつ授賞式は幕を開けますが、祭典の真っ最中にまさかの宇宙人到来 ?!
この予想もしなかった大事件で人々は大混乱!
街は封鎖され、軍は宇宙人の事実を隠蔽しようとし、子供たちは外部へ情報を伝えようと企てる…果たしてアステロイド・シティと閉じ込められた人々の運命の行方は?

はっきり言ってハチャメチャです!でも安心してください。それにもちゃんと理由があります。ただ、理由はわかっても「ん?」というところは多々あります。
でも、ウェス・アンダーソンの世界、なぜか面白いです。

アメリカの砂漠の街が舞台ですが、撮影はスペインで行われました。
青い空の下に広がる砂漠、ベージュ色の街を一つ作り上げてしまったのですが、12席のダイナー、給油機が1台のガソリンスタンド、10部屋のモーテル、1台の電話ボックス…
カラフルですご~く可愛いくてまるでおもちゃの街!

そして、宇宙人も、見た目も仕草もやることも、かなりキュートですよ~。
子どもたちも可愛いだけでなく、セリフがシュールです!
テンポ、音楽、色合い…まぶしい太陽と陽気な音楽の下で大事な何かに気づくおかしくてちょっと切ない…“ザ・ウェス・アンダーソンの世界”へ、いざ!

『アステロイド・シティ』
9月1日(金) TOHOシネマズ シャンテ、渋谷 ホワイトシネクイントほか全国公開

公式サイト:http://asteroidcity-movie.com/
配給:パルコ ユニバーサル映画
©2022 Pop. 87 Productions LLC

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    • ひろたみゆ紀
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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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