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2023.08.13

サンデー早起キネマ『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
8/13
は、かけがえのない家族を描いた3本をご紹介。

3本目は、日本で最も愛されたロックンロール・ギタリスト鮎川誠の素顔と功績を貴重な証言で綴る珠玉のドキュメンタリー
『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』

1978年に結成されたシーナ&ロケッツは、パンクもポップもブルースも飲み込んだ音楽性と過激なライブで日本のロックシーンに大きな足跡を残しました。
夫婦であるギターの鮎川誠さんとボーカルのシーナさんは、日本のロックアイコンとして多くのミュージシャンから尊敬され、気さくで温かなお人柄で様々な世代のファンに親しまれました。

この作品は、今年の春に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭で上映された作品を基に、所縁のある人々へのインタビューや秘蔵の未公開映像を加えて再編集。
初期のシーナ&ロケッツの演奏シーンからラストライブとなった45周年ライブまで、多数のライブ映像に加え、「ユー・メイ・ドリーム」の初期バージョンの貴重な音源など、音楽ファン垂涎の映像がたっぷりです。
また、鮎川誠さんとシーナさんの出逢い、結婚、3人の娘たちのこと、シーナ&ロケッツ結成と上京の経緯、福岡の音楽シーンなど、いろんなことがインタビューで語られます。
ナレーションは、バンドのファンでもあった俳優の松重豊さん。松重さんをはじめ、インタビューで登場するみなさんの愛に溢れた言葉の数々に胸が熱くなります。

シーナさんの「ロックするってことは、着る服も、生活も、食べるものも、全部含まれると思って」という言葉通り、本当にカッコいい生き様を見せてくれます。おおらかで優しくて家族が仲良しで…ああ、本当にカッコいいってこういうことなんだ!ロックするってこういうことなんだ!と教えてくれました。そして、私の中のロックの認識が違っていたと気付かされました。
シーナさんが2015年に亡くなった後、LUCY MIRRORこと3女の智慧子さんがボーカルを務め、バンドは続行されます。そして、バンド結成45周年を迎えた翌年、今年の1月に鮎川誠さんのロック人生は幕を閉じました。

亡くなってからもカメラを置かず取材を続けた監督は、福岡のテレビ局RKB毎日放送の寺井到ディレクター。「この作品を観てくれた人も、鮎川さんがそうだったように、自分のいいと思うことを続けよう、貫こうと思ってくれたら嬉しいです」と話しています。
家族との穏やかな日常を大切にしながらロックに生涯を捧げた鮎川誠さんの胸を打つドキュメンタリーは、あなたに本当のロックの意味を教えてくれることでしょう。

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』
 8月11日(金・祝)より福岡先行上映、8月25日(金)より全国公開

公式サイト:rokkets-movie.com
出演:鮎川誠 シーナ 鮎川陽子 鮎川純子 LUCY MIRROR 唯子 ナレーション:松重豊
監督・編集:寺井到
2023年/日本/カラー/16:9/5.1ch/98分
配給: KADOKAWA
 ©RKB毎日放送/TBSテレビ

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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