ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2022.05.29

サンデー早起キネマ『20歳のソウル』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
5/29は、趣きが全く違う公開したばかりの3本をご紹介。

1本目は、実話をもとにした希望と感動のストーリー
『20歳のソウル』

千葉県船橋市立船橋高等学校、通称“市船”。サッカー部をはじめ、野球部、バスケットボール部、陸上部などの運動部や吹奏楽部が好成績を残し、その名を轟かせています。
『20歳のソウル』は、そんな市船の吹奏楽部で、トロンボーンを担当していた浅野大義さんの物語。
今年も甲子園出場をかけた球児たちの背中を押すチャンステーマとして、市船のスタンドからはこの曲が元気に流れてくることでしょう。吹奏楽部の魂の応援曲「市船ソウル」。
この曲を在学中に作ったのが浅野大義さんなのです。

物語の始まりは大義さんが高校時代。彼の学生生活は吹奏楽部を中心に回っていました。活発で優しくまっすぐな大義は何事にも一生懸命で、部員たちを支え部員たちに支えられ、まさしく絵にかいたような青春を謳歌していました。何より特別な存在である吹奏楽部・顧問の高橋先生の影響を受け、心身ともに成長。
ある時大義は、市船・野球部のためにオリジナル応援曲の作曲に挑戦し、先生や友達、家族に助けられながらついに「市船ソウル」が完成!試合中にスタンドで演奏されるとたちまち得点を挙げ、“神応援曲”といわれるようになります。
そして、高橋先生の後を継ぐと決意し音楽大学に進学し夢に向かって充実したキャンパスライフを送っていた大義でしたが、ある日、体に異変を感じます。大義の体はがんに侵されていたのです―――。

浅野大義さんを演じたのは、映画にドラマに大活躍の神尾楓珠さん。生を全うしようとするひたむきさに心奪われ、人知れず葛藤する姿に打ちのめされました。演技の幅が広い方だなと改めて思いました。
そして、高橋先生役に佐藤浩市さん!高橋先生が喋ることすべてに感動してしまって、言葉の宝石箱のような方なんです。涙が止まりませんでした。人との出会いは本当に大切ですよね。

短い生涯をすがすがしく生き切った大義さんの姿は、今、この一日の大切さを教えてくれます。大泣きした後に笑顔をくれる「ちゃんと生きていきたい」と思わせてくれるバイブルのような作品です。

『20歳のソウル』
5月27日(金) 全国ロードショー

公式サイト:映画『20歳のソウル』 | 大ヒット公開中! (20soul-movie.jp)
配給:日活
©2022「20歳のソウル」製作委員会

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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