ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2022.05.15

サンデー早起キネマ『大河への道』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
5/15は、過去から現在に繋がる魂の物語3本をご紹介。

中井貴一さん主演、令和と江戸2つの時代を舞台にした笑いと涙の感動歴史エンタテインメント
『大河への道』

原作は、“落語を超えた究極の話芸”と評される立川志の輔さんの新作落語「大河への道-伊能忠敬物語-」。
この落語に感動した中井貴一さんが「時代劇文化を後世に残すためにも、是非映画化したい」と熱望、映画化に取り組んできたのです。

舞台は千葉県香取市。
市役所総務課の冴えない主任・池本は、市の観光を盛り上げるための会議で意見を求められ、苦し紛れに「郷土の偉人の大河ドラマを作ったらどうか」と提案。
幸か不幸かそれが採用されてしまい、日本で初めて精密な全国地図をつくった伊能忠敬を主人公にした大河ドラマの企画が立ち上がってしまいます。
ところが、企画を進めるうちに驚愕の事実が明らかに!「地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかった。彼は完成する3年前に亡くなっていた」というのです。

そして舞台は江戸へ…。55歳から73歳まで地球一周分を歩いて測量したのに地図の完成を見ることなく伊能忠敬が亡くなってしまったその日。
悲しみと途方にくれる弟子たちが頼ったのは、天文や測量などを司る幕府の役人・高橋景保でした。
江戸と令和、2つの時代を舞台に明かされていく“日本初の全国地図”誕生秘話。
そこには、地図を完成させるため、伊能忠敬の弟子たちが命をかけて取り組んだとんでもない隠密作戦があったのです!今明かされる驚愕の史実とは、一体どんなものだったのでしょうか?

教科書では計り知れない伊能忠敬の偉業。でも面白いことにこの作品に本人は登場しません。
それでも、名もなき弟子たちがどれほど彼を尊敬し愛し、全国地図を作り上げたのか…心を一つにしたその努力と心意気があっぱれ!感動の涙が流れます。

現代と江戸時代、役者さんたちが一人二役を演じるのも見どころ。
例えば、中井貴一さんは、現代では総務課の冴えない主任・池本、江戸時代では幕府の役人・高橋景保を演じます。
他に、お調子者だけど憎めない池本の部下と高橋景保の腹心に松山ケンイチさん、観光課の課長と伊能忠敬の4番目の妻エイには北川景子さん。

さらには、岸井ゆきのさん、西村まさ彦さん、平田満さん、草刈正雄さん、橋爪功さんなど豪華俳優陣が脇を固め、原作者の志の輔さんも登場します。
こんなとこまで一人二役?と楽しい驚きもありますよ。
遊び心が最高に素敵!泣いて笑って元気になれる…道に迷った時は是非ご覧ください。きっとあなたの人生の道しるべになってくれますよ。

『大河への道』
2022年5月20日(金)全国ロードショー

公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/taiga/
中井貴一 松山ケンイチ 北川景子
岸井ゆきの 和田正人 田中美央 溝口琢矢
立川志の輔 西村まさ彦 平田満 草刈正雄 橋爪功
原作:立川志の輔「「大河への道-伊能忠敬物語-」
(2022年1月5日よりPARCO劇場にて再演/漫画版:小学館ビッグコミックオリジナル増刊号にて連載中)
脚本:森下佳子(「JIN-仁」「ごちそうさん」「おんな城主 直虎」「義母と娘のブルース」)
音楽:安川午朗(『八日目の蝉』『殿、利息でござる!』『孤狼の血』)
監督:中西健二(『青い鳥』『花のあと』)
製作幹事:木下グループ
製作プロダクション:デスティニー 
配給:松竹
©2022「大河への道」フィルムパートナーズ

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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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