おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
5/8は、主演の演技に圧倒される3本をご紹介。
まずは、主演のキュートなマーガレット・クアリーにくぎ付け!
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
原作は、本が生まれる現場の日々を綴ったジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」。あの「ライ麦畑でつかまえて」のサリンジャー担当のベテランエージェントと新人アシスタントの知られざる実話です。
舞台は90年代のニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーで、J.D. サリンジャー担当の上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始めます。
出版エージェンシーとは、作家の代理人として出版社へ企画を持ち込んだり、書作物の権利の管理などを行う会社で、欧米では一般的なスタイルです。
ジョアンナの仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターの処理。
小説の主人公に自分を重ねる10代の若者、戦争体験をサリンジャーに打ち明ける退役軍人、作家志望の娘を亡くした母親など…心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに疑問を感じた彼女は、ふとした思いつきで個人的に手紙に返事を出し始めます。
そんなある日、サリンジャー本人からかかってきた電話を受けたジョアンナ!
それをきっかけに、友人や恋人との関係、夢にかける情熱、そして自分の将来について、自分自身を見つめなおすことになるのです。
ジョアンナ役は、モデル出身『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で絶賛された、ハリウッド期待の新星マーガレット・クアリー。キュート!魅力的です。
何者かになりたいと願うジョアンナが、悩んで迷って間違えて、それでも前を向いて自分の道をみつけていく姿に胸キュンです。
なぜなら、きっと誰でもそんな経験があるから。だから共感できるのです。
上司のマーガレット役はシガニ―・ウィーバー!一言カッコイイ!ファッションも素敵です。
音楽も街並みも部屋の雰囲気もファッションも、見どころ一杯です。
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
5月6日(金)新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
公式サイト:bitters.co.jp/mynydiary
監督・脚本:フィリップ・ファラルドー(『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』)
原作:「サリンジャーと過ごした⽇々」(ジョアンナ・ラコフ 著/井上里 訳/柏書房)
出演:マーガレット・クアリー、シガニー・ウィーバー、ダグラス・ブース、サーナ・カーズレイク、ブライアン・F・オバーン、コルム・フィオールほか
提供:カルチュア・パブリッシャーズ、ビターズ・エンド
配給:ビターズ・エンド
2020年/アイルランド・カナダ合作/101分/ビスタ/原題: My Salinger Year
9232-2437 Québec Inc – Parallel Films (Salinger) Dac © 2020 All rights reserved.
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