ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2022.02.27

サンデー早起キネマ『ライフ・ウィズ・ミュージック』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
2/27は、実体験や事実をもとに作られた感動作を3本ご紹介。

3本目は、Siaのオリジナル楽曲でカラフルに彩るポップ・ミュージックムービー!
『ライフ・ウィズ・ミュージック』

Siaといえば、ステージでは素顔を見せない“顔なきポップスター”として世界的に注目を集めるシンガーソングライター。グラミー賞では9回もノミネートを果たし、MVの総生回数は70億越えという輝かしい経歴を誇ります。
楽曲はもちろん、パフォーマンスやMVのセンスに定評のある彼女が、初監督にして、原案・脚本・制作までを手掛けた作品です。
ベースにしたのは自分の実体験。かつて薬物やアルコール依存症に陥り、自殺を試みるほど絶望した彼女を救ったのは、愛すべき友人と音楽でした。多くの苦しみを乗り越えてきたSiaの壮絶な半生を主人公のズーに託し、愛することを学び、自分の居場所や希望を見出していく感動のドラマです。

家族と離れ自由奔放に生きるズーは、自己肯定感の低さからアルコール依存症になり、リハビリプログラムを受けます。
そんなある日、自閉症の妹・ミュージックと暮らしていた祖母が急死!ズーは、久しく会っていなかったミュージックと暮らすことになります。ミュージックの頭の中ではいつも音楽が鳴り響き、色とりどりの美しい世界が広がっています。でも、彼女は周囲の変化に敏感で暴れることもあり、どう扱ったらいいのか途方に暮れるズー。
そこへ現れたのがアパートの隣人・エボ。2人に優しく手を差し伸べてくれます。
次第に3人での穏やかな日々に居心地の良さを覚え始めたズーは、孤独や弱さと向き合い、自身も少しずつ変わろうとするのですが……。

ズーの苦悩を描いたドラマ部分と、ミュージックの頭の中に描かれるカラフルでポップな美しい音楽シーンで構成されたこの作品のために、Siaは12曲もの劇中歌を書き下ろしました。
重い日常生活から突然歌って踊るハッピーな音楽シーンに変わる…ミュージカルとはまた違った、静と動、重さと軽やかさを行ったり来たりする構成は、とっても独創的で初めての世界観でした。

ズーを演じたケイト・ハドソンと、ミュージックを演じたマディ・ジーグラー、そしてエボ役のレスリー・オドム・Jr.の演技とパフォーマンスに心奪われ、一緒に体が動いてしまいます。
ミュージックはいつもあなたのそばにある、そして愛もあなたの中にある…この作品がそう教えてくれました。

『ライフ・ウィズ・ミュージック』

2月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

公式サイト:映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』公式サイト (flag-pictures.co.jp)

配給:フラッグ
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    • ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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