ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2022.01.16

サンデー早起キネマ『クライ・マッチョ』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
1/16は、何かを護るために闘う男たちの物語を3作品ご紹介。

1本目は、監督・主演・製作 クリント・イーストウッド!待ってました!
『クライ・マッチョ』

半世紀以上に渡り一線で活躍する名優にして、監督としても2度のアカデミー賞に輝いたクリント・イーストウッド。監督デビューから50年、40作目となる記念作品です。

物語の始まりは1979年のアメリカ、テキサス。
ロデオ界のスターだったマイクは落馬事故以来、数々の試練を乗り越え、ひとり孤独に暮らしていました。
そんなある日、元雇い主から「別れた妻に引き取られた十代の息子ラフォをメキシコから連れ戻してくれ」と依頼が来ます。犯罪スレスレの誘拐の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受けることにします。
男遊びに夢中な母親に愛想をつかしたラフォは、闘鶏用の鶏・マッチョと一緒にストリートで生きていました。ラフォはマイクと共にアメリカに行くことにします。
そんな彼らの行く手を阻むのは、メキシコ警察やラフォの母親が放った追手。
ケンカをしながらも段々絆が芽生えた2人は、途中で寄った町で、ひと時の安らぎを得、先に進むべきか、留まるべきか?マイクはラフォと共に、人生の岐路に立たされるのです。

実はこの作品、40年前に映画化の話が持ち上がりましたが、実現には至らずとん挫。クリントは、「当時の僕はマイク役には若すぎた。でも今ならこの役を楽しんで演じられると思ったよ」と話しています。
本当に楽しんで演じている様子がスクリーンから伝わってきます。
はっきり言って物凄くカッコいいです、クリント。今91歳ですよ!それで、警察官やならず者相手にど派手なアクション、馬を乗りこなし、女性としっとり素敵にダンスを踊ります。
さらには、こんなセリフを吐いちゃうんです。「人は自分をマッチョに見せたがる。すべての答えを知っている気になるが、老いと共に無知な自分を知る」くぅ~!カッコよさの極み!

落ちぶれた男が、再起のきっかけをつかむ冒険の旅。本当の強さ、マッチョとは何か?
それぞれの過去、冒険、絆、淡いロマンス…気持ちがいいほどシンプルで真っすぐな作品は、
今の時代だからこそ見る価値があるのでは?
誘拐した男とさらわれた少年。逃亡の果てに2人が見つけた生きる道とは?
闘鶏マッチョの活躍にもご期待ください!

『クライ・マッチョ』

2022年1月14日(金)全国ロードショー

公式サイト:crymacho-movie.jp

配給:ワーナー・ブラザース映画
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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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