ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2022.01.02

サンデー早起キネマ『マークスマン』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
1/2は、2022年の始まりに相応しい希望の物語を3本ご紹介。

3本目は、“最強の親父”の異名をとる演技派アクション俳優リーアム・ニーソン主演
ハラハラドキドキのアクションエンターテインメント
『マークスマン』

舞台は、アメリカ・アリゾナ州、メキシコ国境付近の荒野の田舎町。
主人公は、元海兵隊の腕利きの狙撃兵ジム・ハンソン。まさに射撃の名手=マークスマンです。妻を亡くし、借金に苦しみながら、牧場を細々と経営し、愛犬と暮らしています。
ある日、ジムは国境で、メキシコの麻薬カルテルから逃げてアメリカに越境してきた母親と11歳の男の子ミゲルに出会います。
2人を助けるため、図らずも麻薬カルテルの殺し屋たちとの銃撃戦になりますが、ジムが放った銃弾は殺し屋の一人に命中。それは、殺し屋の親分格マウリシオの弟だったのです。マウリシオは怒り爆発!
一方、母親も殺し屋に撃たれ、「シカゴに住む親類の元にミゲルを無事送り届けて欲しい」とジムに託して絶命してしまいます。
ジムはミゲルを見捨てるわけにもいかず、仕方なく引き受けることにしますが、弟を殺されたマウリシオはジムに復讐するためアメリカに侵入、執拗に2人を追いかけます。
果たして、ジムは無事生き延びてミゲルを護り抜き、シカゴに辿り着くことができるのでしょうか?

監督は、クリント・イーストウッド主演『人生の特等席』のロバート・ロレンツ。この作品が長編2作品目。20年に渡ってイーストウッドの名作の数々を製作として支えてきました。
主演のリーアム・ニーソンは、ジムが無口な一匹狼で、大騒ぎをすることなく正しいことをやり抜く姿に“クリント・イーストウッド的”だと思ったといいます。

全神経を集中させ、黙々とミゲルを護り抜こうとする姿が、本当にカッコいいんです!
西部劇の匂いもしますし、アリゾナ州からシカゴに向かうロードムービーでもあります。
その間に、カーチェイスや銃撃戦が展開され、ドキドキハラハラはマックス!
一方で、最初は反発していたジムとミゲルですが、一緒に旅を続けるうちにだんだん信頼するようになっていきます。それは、お爺ちゃんと孫のようでもあり、年の離れた友達のようでもあり…自分よりも相手を思いやるようになっていく、観ていてとても心地いい絆です。ここで意気投合!という場面があるのですが、最高です!!是非、2人の行く末を大スクリーンで見届けて下さい。

正しく生きるとはどういうことか?人は何に命を懸けられるのか?飛び切り熱いヒューマンアクションエンターテインメントを2022年のスタートにいかがですか?

『マークスマン』

1月7日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

公式サイト:『マークスマン』公式サイト (marksman-movie.jp)

監督:ロバート・ロレンツ 
出演:リーアム・ニーソン、キャサリン・ウィニック、フアン・パブロ・ラバ、ジェイコブ・ペレス
2021年/アメリカ/英語・スペイン語/108分/カラー/スコープ/5.1ch/原題:THE MARKSMAN/G/字幕翻訳:高山舞子 提供:木下グループ 
配給:キノフィルムズ
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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