ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2021.09.12

サンデー早起キネマ『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
9/12は、名優が奏でるその国らしい作品を3本ご紹介。

1本目は、イギリスらしい作品。
大ヒットテレビドラマシリーズ「ダウントンアビー」のスタッフとキャスト&オスカー女優ジュディ・デンチの豪華コラボレーション
『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』

原作は、1920~40年代に活躍した英国の天才エンターテイナー ノエル・カワードの名作戯曲「陽気な幽霊」。
この作品が発表された1941年当時、舞台は驚異の2000回上演、映画化もされた作品が80年ぶりに現代によみがえりました。

時は1937年。犯罪小説のベストセラー作家として名を馳せるチャールズは、重度のスランプから抜け出すために、霊媒師のマダム・アルカティに頼んで、7年前に事故死した最初の妻エルヴィラを呼び戻します。
実は、彼の小説はすべて、生前のアルヴィラのアイディアをただ書き留めたものだったのです。
チャールズは、今の妻ルースのおかげでハリウッド進出のチャンスをつかみますが、自分では脚本もかけないと思い知って、エルヴィラを蘇らせたのです。
そして蘇ったエルヴィラは、夫との再会を喜んだのも束の間、自分が幽霊で、チャールズには新しい妻がいると知って大ショック!
それでもチャールズに頼まれるまま脚本を共同制作するうちに、楽しかった日々を思い出します。
やがてエルヴィラは、このまま脚本が完成しなければいい…と願うのですが、この世にいられる期限が刻一刻と迫っていたのです。

1人の夫を巡って今の妻と幽霊の前妻との闘い!夫は夫で頼りなく優柔不断!
そこに霊媒師も絡んで次から次へと事件が起きるドタバタコメディです。
監督は、大ヒットテレビシリーズ「ダウントンアビー」の監督の一人であるエドワード・ホール。

チャールズ役は、「ダウントンアビー」のマシュー役で大ブレイクしたダン・スティーヴンス。
朗らかで理想的な妻ですが、ハリウッド行きの野心を燃やすルース役は、『お買い物中毒な私!』『華麗なるギャツビー』のアイラ・フィッシャー。
賢くユーモアあふれる毒舌家、実はピュアな一人目の妻エルヴィラは『ブリングリング』のレスリー・マン。
そして、霊媒師マダム・アルカティはオスカー女優のジュディ・デンチ。この4人のやり取りが愉快!

登場人物と共に心惹かれるのがレトロでエレガントな1930年代ファッションとインテリア。とっても素敵、目の保養になります。
エンディングのブラックさには、思わずニヤッとしてしまいます。

『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』

9/10(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

公式サイト:https://cinerack.jp/blithespirit/
公式Twitter:@BLITHESPIRIT_movie

監督:エドワード・ホール 原案:ノエル・カワード
出演:ダン・スティーヴンス、レスリー・マン、アイラ・フィッシャー、ジュディ・デンチ
2020年/イギリス/英語/100分/カラー/スコープ/5.1ch/原題:BLITHE SPIRIT/字幕翻訳:中沢志乃
配給:ショウゲート
© BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020

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    • ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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