今週のゲストは、ノンフィクション作家の門田隆将さん。日韓関係や最近発売された本について、また「オウム真理教事件」についてお話を伺いました。
東島:門田さんは1958年、昭和33年のお生まれで、高知県安芸市のご出身です。中央大学法学部を卒業されて1982年に新潮社に入社。週刊新潮に配属され、記者・デスクを経て編集次長となり酒鬼薔薇事件では被害者遺族の手記を発掘されたことが広く知られています。2008年に新潮社を退社され独立。光市母子殺害事件を描いた「なぜ君は絶望と闘えたのか」、福島第一原発事故の「死の淵を見た男」など地道な取材による発掘と執筆活動には定評がありまして、第一線のジャーナリストです。ノンフィクション作家でいらっしゃいます。
須田:私と門田さんというのは、20年以上ですかね?もうお付き合いして。
門田:四半世紀は超えているんじゃないですか。全く同じ顔してますけどね(笑)
須田:よいしょでも何でもないんだけども、おそらくこの人は将来週刊新潮の編集長になるんじゃないかと密かに思っていたんですよ。そしたらとっとと辞めて、作家に転身したのは意外なんですが、人間的にはとんでもない奴ですが、仕事はとにかくできるから。
門田:須田ちゃんに言われるとは思わなかったな(笑)
須田:どうも日韓関係について言いたいということなので・・
門田:ありがとうございます。もうすぐ3月1日が来るじゃないですか。これがポイントなものですから、3月1日って100年前の1919年の3.1運動の当日でね。文在寅政権って今革命を進行中でございますのでその一つの頂点がこの3.1記念日の100周年なわけです。彼は大韓民国の建国は1919年の3月1日だと思い込んでいるのです。当時、日本統治時代のこれから独立する抵抗運動が起こるわけなのですが、逃げた若者たちが上海臨時政府というのを言うのですがそれを建国の元年と彼はしたいわけです。だから忌まわしい日本の統治など「私たちは抵抗してた民族なんだ」ということを言いたくてそれでこの100周年に向かって革命をどんどんどんどん進行させてきているわけですから、今起こっていることは全て用意周到にずっと仕組まれてやってきているものです。南北統一を果たすといっても事実上の赤化統一の方になりますので、北朝鮮に逆に大きい方の韓国が飲み込まれていくということになるんだけど、そういう左翼革命が起こりつつあり、今まさにそれが見えてきているところで、だから日本人はそのことをきちんとわかっておいた方がいいなと思っています。
須田:日本のマスコミがあまり伝えないんだけれども、もう韓国社会がデモや暴動だけではなくて、混沌としたカオスの状況に今はいってきていますよね。
門田:もう要するに保守層と中間派の人たちの良識派と言われる人たちは呆れていますよね。国家情報員も韓国軍部の方もズタズタにされておりますので、北と繋がっている人たちが上を占めていますから、本当に韓国のために頑張ろうという人たちはパージされているし最高裁の判事が逮捕されるなど革命状態が続いておりますので、自分の命を守るために、彼らは口をつぐむしかないという大変な混乱状態ということになります。
須田:色々伺いたいことが今日はあるので、韓国問題は次の質問が最後にしたいのですが最終的にはこの韓国の混乱、日韓関係はどういった形で着地できるのでしょうか?
門田:私たち日本人は日本と韓国の間に真の友好関係が結ばれればいいなと思っているじゃないですか。けれども彼らはそれを思ってませんよね。なぜかというと日本に対して当然払うべき敬意や持つべき節度というものが彼らにはないですから。長い間、事大主義といって中国の代々の王朝の宗主国とする属国として彼らは生きてきましたから、そこに一つのものに対して忠誠を誓う以外は、そのほかのものは蔑むという態度で歴史上きた国ですから日本に対してもそういう風に思っているんですよね。けれども日本という日本の経済力を含め、日本人ってお人好しだから色々我慢して付き合ってきているわけなんだけども日本を完全に敵に回したら韓国経済も社会も成り立たないということを徹底的に知る、すなわちこのカオス状態がどん底まで行って、やっぱり自由主義圏と共に自分たちが頑張っていかないと生きていけないんだということを知るまで落ちていくしかないんじゃないですか。そこから真の友好が始まると思いますけどね。
…
その他にもオウム真理教事件についての新刊や門田さんの考えるオウム事件の本質についてなど様々なお話をお伺いしました。続きはぜひYouTubeでお聞きください。
▼Youtubeで視聴いただけます
2019.04.02
【公開収録(後編)】報道の功罪〜正しい報道のあり方とは〜
今回は前回に引き続き、公開収録の後編をお送りします。「報道の功罪〜正しい報道のあり方とは〜」という大きなテーマについて、ゲストの方々とディスカッションをしました。 ...
2019.03.26
【公開収録】報道の功罪〜正しい報道のあり方とは〜
今回は2回目となる公開収録。「報道の功罪〜正しい報道のあり方とは〜」という大きなテーマについて、ゲストの方々とディスカッションをしました。 「最近気になる報...
2019.03.19
弁護士 徳永信一さん「靖国神社参拝問題」や「台湾人日本兵戦後補償請求訴訟」を語る!
今週のゲストは、弁護士の徳永信一さん。ご自身も関わられている「靖国神社参拝問題」や「台湾人日本兵戦後補償請求訴訟」などについて大いに語っていただきました。 ...
2019.03.12
投資セミナー講師・経済評論家 深田萌絵さん登場!
今週のゲストは、投資セミナー講師・経済評論家の深田萌絵さん。ご自身も被害に遭われた「HUAWEI」について大いに語っていただきました。 深田さんが受けた被害...
2019.03.04
日本映画放送株式会社社長 杉田成道さんが語る「これからの時代劇」「衛星放送」「演出家という仕事」とは?
今週のゲストは、日本映画放送株式会社社長の杉田成道さん。杉田さんが作られた「北の国から」のお話や、現在力を入れてらっしゃる「時代劇」などについてお話を伺いました。 ...