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2017.05.16

「どこまで喋って大丈夫?10-0はダメだよ」井上流タレントとの付き合い方

事務所やタレントと、ジャーナリストの付き合い

須田)取材をしていると、昔と今を比べると、なかなかお金を掛けられなくなった。メディアとか媒体とか、放送局も含めて、要するにお金がなくなってきてしまっているワケじゃないですか。

井上)はい。これはやっぱり厳しいですよね。取材はお金がかかります。かつて、週刊誌の記者というのは大体1週間に取材費30万~50万円くらい貰えていました。もちろん取材に使うんですよ? 僕らが年末年始、正月のハワイに取材に行くのも、大体ディレクターはキャッシュ(現金)で200万持って行っていました。

須田)ええっ!

東島)そうですか……!

井上)今は多分、30万とか、そんなものですよ。全然違います。

須田)これ、おそらくラジオを聴いている人も、こんなことを思っていると思うのですが……ちょっと話を変えますけど、怒らないで聞いてね? 井上さん。

井上)全然良いですよ。

須田)見ている人は、芸能レポーター、芸能ジャーナリズムというのは、「芸能事務所とか芸能人となぁなぁでやってるんじゃないの?」と。要するに「スキャンダルが分かっても、スクープがあっても、手心を加えたり握りつぶしたりするのでは?」という見方もあるのですけれど。これはどうなのでしょう。

井上)これはですね、まず僕は細かいことを言うと、自分はある程度名前が知られてから、事務所から「このネタはやらないでくれ」と言われたことは1度もないです。本当にないです。本当にないのですが、「やっちゃいけない空気」がテレビ局のスタッフから感じることは何度もあります。それが「圧力」なのか、今流行りの「忖度」なのか。それは僕には本当に分からないです。でも、直接言われたことは1度もないです。それで、僕のウラの取り方というのは、どうするのかというと、僕は事務所の人ともありますが、タレント本人とやり取りすることが多いです。それで、こちらの用件を言い、「どこまで喋っても大丈夫?」と聞きます。それで、「勘弁して下さい」、「いや、10のうち、10-0はダメだよ? どこまで喋ろうか」いろいろある。「ちょっとそれはジャーナリズムとしておかしい」と言う声があるのは分かりますよ。ただ、最近タレントに対してコンプライアンスを求めすぎるのです。それで、あまり潰しすぎるとスターがいなくなる。今は潰しすぎているのですよ。スターがいない。スターがいなければ僕らも商売にならない。だって、聞いたこともないタレントのスキャンダルなんて、どうでも良いじゃないですか。だから、10の事実を知っていて、10全部をやったら、この人のタレント生命が潰れるのだったら、僕は潰したくないのです。だから、自己弁護に聞こえるかもしれないけれど、これは本音です。

須田)それはどうなのですか? いま話を聞いていると、業界の繁栄みたいに聞こえるけれど、逆に言えば井上さんの「愛」を感じない?

東島)そうですね。何だか「こういう井上さんだから、みんなきっと話すんだろうな」と思っちゃいました。

井上)だから、連絡先とかを教えてくれるというのは、少し信じてくれているのだろうなと思いますが、でも、ありますよ? 離婚の相談に来て弁護士さんと相談したタレントさんは何人もいるし。離婚届にサインしたことのもあります。証人として。でもそれは喋っていませんからね。それはそれで、でもいろいろなところで……まあ、駆け引きもありますし、その後何かで役立つこともあるし。だって、すべて事実を表面化したら、みんなハッピーとは限らないわけですよね。

須田)それは当然そうなのですよ。僕も政治経済の分野でジャーナリストをやっていますが、全部を書いているわけではないですから。

井上)絶対そうですよね。

須田)そうですよね。やはり「ギリギリのところで勝負しよう!」というね。「All or Nothing」、0か100かでは無くて、というところがあるのですよね。

井上)そのギリギリのタイトロープをどこまでいけるかというのが、人間関係ですよ。もうそれがあまりにも向こうよりのことを言われたら、その人間関係は成立しないです。

 

とっておきのネタ 野球選手と女優の熱愛?

須田)実は前回の収録の際、東は覚えてるかな。最後に新谷編集長と井上さんが、何かコソコソ話していた。

東島)思わずどきどきして、スタジオ出ちゃいました、私。

須田)切り返して、一緒にいたら申し訳ないと思って出たのですが、やはりああいった情報交換をすることは、よくあるのですか?

井上)あります。何て言うのですか? テレビと雑誌、媒体が違えば、いわゆる「連携を組む」といっても、形が違う。「こちらでできないから、そちらでどうぞ」みたいなこともあるので。実は前回、新谷さんと連絡先も交換させて……もちろん編集部の電話番号は分かっていましたが、携帯電話の番号とかも交換させて貰ったので、今後はたまにあってお話ししたいな、と思っていますけれどね。

須田)すごいね、文春砲と井上砲の融合だよ?

東島)最強タッグが組めましたね(笑)

井上)いやいや、この番組のおかげですよ、ホントに。

須田)では、そこで恩義に感じていただけたのなら、何か、この番組用にとっておきのネタ……何か無いですか? 井上さんと僕の仲じゃないですか……

井上)僕がいま知っている中では、このネタは追かけ始めて2週間と少しになるのかな? 多分本当だろうと思いながら、最後の最後でウラがとれないのですよ。そんな話なのですが、男性の方はプロスポーツ選手です。まあ、ご存じの方はご存じというか、野球です。……野球だけじゃ幅が広いですね……あっ! WBCにでていました!

須田・東島)おぉ~

井上)WBCに出た選手、もちろん独身です。その人に恋人がいる、と。いても不思議ではないのですけど。それで、お相手が名のある女優さん。本当に2人が付き合っているのなら、相当な騒ぎですよ。相当な騒ぎだと思います。そして、気になっているところも1つだけあって。彼女が、割と最近、語学の勉強を真剣にやっているという情報を聞いたのです。そういう、マンツーマン形式の。でも、もちろんいまの女優さんはいつハリウッドに出る可能性もあるから、英語の勉強をするというのは分かるのですが、実際にそうなのかもしれませんが、彼も、本当に数年後、ひょっとするとメジャーリーグに行く可能性があるくらいの人なのですよ。

 

英会話と野球選手の妻 意外な関係性

須田)随分絞られちゃいましたよ。WBCに出ていて、メジャー候補……

井上)可能性がある人、ですよ。それで、そうすると、「プロ野球選手の妻になぜ女子アナが多いのか」というと、1つ大きな理由として、英語を操れる人が多いのです。やはり遠征が多いですから。向こうは日本と違ってアメリカ中をうろうろするのですから、そうなると、独りになる奥さんは、やはり英語が喋れないと。選手には通訳が付いてくれますが……と言うことも含めて考えると、「そのための英語の勉強では?」と思ってしまうのです。サッカーの長谷部選手が結婚した……

東島)モデルの佐藤ありささん。

井上)ありさちゃんは表参道の語学学校に通っていたのですよ。そこで英語とドイツ語を習っていると聞いた瞬間、「これは決まりだ!」と思いましたよ。

東島)なるほど(笑)

井上)だから、そういうのは、あるワケです。

須田)聞いた瞬間って、どこから仕入れてくるのですか、情報を?

井上)それは、そこに通っている、「たまたま」知り合いがいたのです。

須田)いるわけないでしょう。「たまたま」は(笑)

井上)いやいや、本当にいたのです。本当にいたのですが、そこの知り合いがその先生から聞き出したらしいのです。可愛い子がいたから、「あの子誰?」というところから始まったそうです。

須田)WBCに出た超大物の野球選手と、超大物有名女優、がもしかすると付き合っているかもしれない。

井上)可能性が、僕はけっこう……7、8割は付き合ってるだろうな、と。相当、いまはシーズン中ですから、なかなか会うのも大変なのですが、そうなってくると、彼が遠征。だいたい遠征先なのですよ、プロ野球選手は。彼女を呼ぶのです。だから彼女のスケジュールが空いているタイミングで遠征先、というのを狙おうと思っています。

東島)なるほど。

須田)こんなことやっている場合じゃないな。ちょっと調べてこようかな?

全員)アハハハ……

井上)ありがとうございました!

東島)芸能レポーターの井上公造さんでした!

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      須田慎一郎

      経済誌の記者を経て、フリーのジャーナリストに。週刊誌や新聞などで執筆活動を続けるかたわら、ラジオ、TVの報道番組で活躍中。政界、経済界での豊富な人脈を元に数々のスクープを連発。

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      東島衣里
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      東島衣里
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      1991年1月4日生まれ。
      長崎県出身。
      趣味は読書、料理。
      特技はバレエ、ぱぱっと料理。
      Facebook:東島衣里

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