ニッポン放送・小林玄葵アナ「投手戦を心から野球ファンとして楽しめた」7月5日の巨人-広島で実況アナウンサーとして第一歩を踏み出す

7月5日の巨人-広島で実況デビューを果たしたニッポン放送・小林玄葵アナ(撮影=ニッポン放送ショウアップナイター)
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルームのテーマは“初実況”
「まず放送開始1時間前から緊張が増していく状態で、序盤はなかなか緊張がおさまらずリズムに乗っていけなかったんですけど、(試合)中盤くらいからちょっとずつ落ち着いてきました」。
「解説の真中(満)さんがすごく喋ってくださって、緊張を和らげてくださった。中盤から楽しめ始めて、結果は0-0だったんですけど、途中から投手戦を心から野球ファンとして楽しめたという感じです。ひとまず終わってホッとしています」。
2025年7月5日、『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島』で、ニッポン放送入社2年目の小林玄葵アナウンサーがショウアップナイター実況デビューを果たした。
実況を迎えるにあたって、「入社してから一人実況を練習してきました。とにかくボールを描写、行方を描写する、ラジオならではの“投げた”、“打った”、“ボールがどこに飛んだ!”というのを細かに描写するというのは、前職がテレビだったので、最初はなかなかできず、回を追うごとに細かな描写ができるようになっていきました。最後は、解説者を交えて3回ほど本番想定の練習をしてきましたね」と、本番に向けて入念に準備してきた。
7月5日18時00分――。巨人-広島のプレイボールと共に、ショウアップナイターの中継も始まった。
「先輩方がおっしゃっている得点、イニングはリスナーの方が今、“何回”で“何対何”かを頻繁に入れること、ボールの描写、どこに動いて、誰がどう動いたというのを丁寧に描写する。お客さんがどんな様子かという基礎のところをとにかく徹底してやろうという意識でした」。
巨人・グリフィン、広島・玉村昇悟の両先発による投げ合いは、息詰まる投手戦となり、スコアボードに0が並んでいく。試合は0-0のまま9回で決着がつかず、延長戦へ。
0-0の10回裏、巨人が2アウトランナーなしから広島の5番手・中崎翔太から3連打で満塁の好機を作る。小林アナも「サヨナラタイムリーがあるんじゃないかと思って、劇的な幕切れを想像していました」と“初得点”の実況チャンスも、丸佳浩がショートゴロに倒れた。
「劇的な幕切れを想像していたんですけど、ショートゴロで、あの時は巨人ファンと同じ気持ちで“点が入りませんでした!”と、気持ちが乗った実況だったかもしれないですね」。
結局、3時間59分の熱戦は、両チーム得点することなく0-0で試合が終了した。
小林アナは試合が終わった後、「自分でも聞き返しましたし、アナウンサー陣はもちろん、プロデューサー、ディレクター、部長、いろんな方に反省点はどこでしたかというのは聞いて、フィードバックをいただきました」と振り返りを行った。
「平坦になってしまう癖があるので、これも経験がものを言うと思うんですけど、松本秀夫アナウンサーから “投げた”と言うところは、“ピッチャーの力がこもるところだから自分も力を込めて言うと、自然と抑揚がついて、実況部分で立つんじゃないか”とアドバイスをいただきました。ためになるなと思いますし、今後意識しようと思います」。
初実況を経て、将来はどんな実況アナウンサーを目指していきたいのだろうかーー。
「試合で言うと、(将来的には)WBCの実況がしたいです。いい実況はシンプルにリスナーの方が聴いていて楽しいと思える、わかりやすい実況だと思います。これが言いたい、あれが言いたいという自分本位ではなくて、とにかくリスナー目線に立って丁寧にわかりやすい実況が一番かなと思います。ここぞという山場は、爆発的な熱量で伝えられる実況アナウンサーになれればなと思います」。
実況アナウンサーとして第一歩を踏み出した小林玄葵アナ。トライ&エラーを重ね、自身が目指す実況アナウンサーに成長していく。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
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