松本秀夫アナ「同じ目線で仲間のように一緒にいたキャンプだったよね」。今から30年前のロッテキャンプ

ニッポン放送・松本秀夫アナウンサー
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム1・2月のテーマは“自主トレ、春季キャンプ”
「本当に同じ目線で仲間のように一緒にいたキャンプだったよね。鹿児島キャンプは」。松本秀夫アナウンサーは、しみじみと1980年代後半〜90年代前半にかけてのロッテ春季キャンプを振り返った。
松本アナは当時スポーツアナウンサーになりたてで、ロッテを担当し、1週間鹿児島キャンプを取材した。休みの前の日は選手たちと歓楽街で飲み歩いたり、当時は球団と同じ宿舎に泊まっていて、お風呂場で選手たちと遭遇し、釣りの話をして盛り上がって休みの日に釣りに行ったことも。
「当時は広報がロッテは記事にならないから選手と触れ合う時間を作るから、なんとか記事にしてくれ、ロッテをアピールしてくれということだと思うんだけどね。鹿児島は本当に選手との距離が、今では考えられないくらい近かった」。
また、紅白戦でも当時の金田正一監督にお願いされて、場内アナウンスを行ったことも。
「紅白戦とかやるとポツポツとお客さんが入っているから、広報活動で確か金田さんに言われたのかな、“アナウンサーだったな、場内アナウンスをやってくれないかな”と。その場で言われるんだよ。“1番・センター西村”、“公式戦じゃないんだから、なんか一言真面目なアピールをつけてできるだろう、アナウンサーなんだから”とムチャブリをされましたね」。
こうした取材活動が実況にも活きる。「たとえば初芝は一緒に食べにいくとものすごく食べるから、ちょっと覚えていないけど、2人前くらいお肉を食べちゃう。たとえば打った時とかはあの食欲、食べる力イコール野球の力ですと、本当に野球の話ももちろん教えてもらったんだけど、そういうような話をしましたね」。
やがて、松本アナも実況する機会が増えてきて、「いつまでもロッテ、ロッテじゃダメだと言われて、宮崎の巨人キャンプとかね、沖縄のキャンプとか行くと、ロッテのキャンプは特別だったんだなと。他の球団のキャンプとこんなに違うんだ」とロッテキャンプとの違いを感じたそうだ。
若手時代のロッテキャンプ取材を振り返った松本アナは、今年の7月で63歳を迎える。「やっぱり加齢とともにだんだんいい意味でも、悪い意味でも落ち着いてきちゃう。全力でやっているが、楽に出る術を35年やっているとどこか覚えてしまっている。あえてそういうことをしないように、1試合1試合が一期一会のつもりで。若手の気持ちで、本当に鹿児島キャンプ時代は全力でしゃべっていたあの頃の気持ちを自分に課したいなと今は思っています」と、リスナーに向けて若手時代の気持ちで実況することを誓った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
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