9月2日9日は 横浜南区のNPO法人 信愛塾をご紹介します。

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現在、多文化共生社会がさけばれている時代ですが
実際、日本で働く外国人労働者の数はおよそ273万人といわれています。
受け入れが進んでいる日本ですが、
そのお子さんたち、つまり外国籍の子どもが
全国におよそ4万4000人いるそうです。

横浜市でも、外国籍の児童が増加傾向にあり、日本語や一般教科を教える教師の数や
日本語支援教室の不足が課題になっています。
おそらくこの課題は横浜に限らず、全国で外国人労働者が多い市町村でも同じかと思います
親の仕事の都合とはいえ、知らない国で 一番つらい思いをするのは 子ども達。
日本語がわからないゆえに、進学がかなわなかったり、いじめや差別などもあると聞きます。

そんな子ども達をサポートし、寄り添う活動をしているNPO法人があります。
それが信愛塾です。横浜市南区にあります。
そして、信愛塾はなんと1978年から活動している歴史の長い団体です。

9月2日、9日は センター長の竹川真理子さんをお迎えしてお話を伺います。

             (左:竹川真理子さん  右:阿部亮さん) 
           (左:信愛塾スタッフの福島さんは本職はデザイナー。
           竹川真理子さんの活動に賛同し、竹川さんを全力でサポートされています。)

信愛塾は、外国籍や外国にルーツのある子ども達の学習支援やその保護者の生活支援を行うなど
大人や子どもの居場所となっていますが、
信愛塾を立ち上げた当時は韓国、朝鮮人や中華街で働く台湾人の子ども達が中心でした。
現在は中国、フィリピン、ネパール、台湾、イラクなどの多くの国の子ども達が通っており、
年間利用者は2200人ほど。(定期的に通っているのは40人)
年齢制限もないそうです。

先日お邪魔させていただきましたが、壁には タガログ語やハングル語表があったり、
母語OKといってるだけあって、ワールドワイドな空間でした。
ボランティアさんが子ども達に宿題を教える光景も。
子ども達も想像以上に元気いっぱい。信愛塾がとてもいい空間になっているんですね。

また壁に信愛塾が取り上げられていた新聞記事が貼ってありましたが、
そこには 日本に住む外国人女性つまり、子ども達のお母さんへのサポートの様子が
書いてありました。
お母さんの悩みはさまざま。
学校からのプリントが読めない(日本語なので)どうしたらいいの?
運動会はどんなお弁当がいいの?などだったり、ま

日本人男性と結婚した場合、夫のDVや児童虐待により離婚することも多く、
シングルマザーになったあと、働けない、友達がいない、貧困・・・などで苦しい思いをする人も。
信愛塾では子どもたちだけではなく、保護者を対象にした教育、生活、人権にかかわる
伴走型相談事業も行っています。

9月2日、9日 ぜひ聞いてください