2017年の訪日外国人の数は なんと2,869万人となり、過去最高を更新したそうです。
すごいですね、確かに 外国人がいる日本は、日常となってきました。
今年の6月には民泊新法の施行を控えていて、観光に関するビジネスは
ますます広がりを見せています。
一方で、訪日外国人にリピーターになってもらい、
どう日本を楽しんでもらうか、これからは提供するサービスが
今後 重要になってきます。
観光庁が、日本での旅行を終えて出国する外国人旅行者を対象に、
「日本滞在中にしたことの満足度」を調査したデータがあるんですが、
日本に来る外国人がしたいことのトップに輝いたのは何だと思いますか?!
なんと「日本の日常生活を体験すること」でした!
日本人の住む家で、同じ食事をとる‥私たちからすると
当たり前のことが、訪日外国人には、魅力的な体験なんですね。
そして、それを実現させてくれるNPO法人があります。
それが、「NAGOMI VISIT」です。「NAGOMI VISIT」は
日本にやってきた外国人旅行者を自宅に招いて、一緒に食事をとりながら
異文化交流を行う「ホームビジット」というサービスを展開しています。
この1月には、優れた国際交流活動を行う非営利を表彰する「地球市民賞」も受賞しているんですよ。
すごいですね!!
14日の放送では、NPO法人「NAGOMI VISIT」副理事の真田ありささんにお話を伺います。
(左:阿部亮さん 右:真田ありささん)
これまで参加した方は67カ国、5741人だとか。20代から70代まで、幅広い年齢層の方たちが
「ホームビジット」を利用しているそう。中でも
2020年のオリンピックの影響か、30代~40代のカップルやご夫婦、もしくは小さなお子さんのいる家族も多いとか。確かに小さな国際交流を積み重ねると 語学も自信がつきそうですし、
お子さんにも「多文化共生」のいい教育にもなりますね。
一方 訪日外国人の国別では、アメリカ、オーストラリア、シンガポールからの旅行者が多く、
また日本に住んでいる外国人の方からのお申し込みもあるそうです。
一緒に食べる食事は お好み焼きやたこ焼き、手巻き寿司や鍋だったり、
みんなでワイワイできるものや、ごくごくシンプルな日本食でも大変喜ばれるとか。
確かに日本人も毎日「天ぷら」「すき焼き」「お寿司」なんか食べていないですよね(笑)
互いの文化を理解しあう、日本への偏見も、相手の国への習慣、文化の違いや疑問も
同じ食卓で楽しく会話していれば、いつしか距離も縮まって 小さな世界平和をいっぱい作れそうですね。14日の放送をお楽しみに~!