11月23日、30日は NPO法人樹木・環境ネットワーク協会をご紹介します。

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樹木・環境ネットワーク協会の中西由美子さん、後藤洋一さん

今年もあと1か月ちょっと。。。。あっという間でしたね。
2020年、当初は東京オリンピックで盛り上がっていた一年だったかもしれません。
こんな一年になるとは、予想もしなかったですが、何が起こるかは誰もわからない、
それが未来というもの…
新型コロナウィルスの感染拡大で、4月の緊急事態宣言が出た時は、「このままどうなるのだろう…」「一歩も外出できないね」となり、その後は「まずは免疫をあげないと」…
そうしているうちに、「散歩なら外出もいいんでは?」「森林浴はいいんでは?」
「キャンプなら密にならないよね。」などなど
人間というのは、その環境へ慣れていき、そして知恵を使い、なんとか生命を生かそうとする、
なんとも頼もしい…?!と感じますね。

そして、世界がコロナで大騒ぎしてる中でも、自然は変わらないんですよね。
空があって、森があって、鳥のさえずり、季節がくれば、花が咲く…
このコロナで、自然の素晴らしさが注目され、自然の中で生かされていた小さな自分たちに気づき、
身近に幸せがあった…そして、自然の素晴らしさを見直し、それを守るために何をすべきなのか考えるきっかけにも なった人もかもしれません。
決して悪いことばかりではなかった2020年かも。

そんな自然の森や里山の再生を通して、人と自然が調和する持続可能な社会を目指す団体が
あります。それが NPO 法人「樹木・環境ネットワーク協会」です。
11月23日、30日の放送では
専務理事の中西由美子さんと事務局長の後藤洋一さんにお話しを伺います。

驚いたことに日本の森林はほとんどが里山ということ。知らなかった…そして
日本の人里近くの森は、木や薪を使ったり、キノコを栽培したり、人の生活と密接に関係
して、人が手を入れることで管理されている、いかに人と森が密接だったか
わかりますよね。

そして、NPO 法人「樹木・環境ネットワーク協会」では、森づくりボランティアがいるんです。
上野動物園、関西の久宝寺緑地では、森とは異なり、身近な公園での緑化の活動もそうですし、
「千葉おぐらの森」で放置され、笹藪だらけになった場所から藪を取り払ったら、一面花畑になったことなど、こうした団体の尽力で、我々がふと目にした公園やお花畑がきれいに保たれているんですね。

2週にわたって、「樹木・環境ネットワーク協会」の活動やグリーンセイバー検定のお話しも伺います。グリーンセイバーマスターの中西由美子さん、昆虫大好きの後藤洋一さんならではの自然の
お話しも聴きどころです。どうぞお楽しみに!!

※11月30日は日本シリーズの第8戦があった場合、番組は休止で、翌週放送になります。