箱崎みどりのすっぴんトーク

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2024.08.10

今からでも間に合う自由研究 最先端の技術に触れる展覧会

地震が多く、心配なお盆ですね。
被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。
暑い日も続くので、お身体もお大切になさってください。

旅先・帰省先などでも、
あなたとご家族がいる場所の、ハザードマップを確認するなど、備えを心掛けてください。

私は、こまめに充電をしたり、トイレに行くようにしたりしています。

防災用品の確認、お部屋が安全かどうかの確認も、この機会にぜひなさってくださいね。

 

さて、心配の種類は変わりますが、徐々に迫ってくる夏休みの終わり。

お子さんはもちろん、親御さんにとっても心配な、
夏休みの宿題は終わりましたか?

我が家では、自由研究をやるよう娘に促すと、
「今じゃなくても良いでしょ」と言われてしまい、
私の焦りばかりが募っています。間に合うんでしょうか…!

 

今回は、そんな(?)夏休みの自由研究にもぴったりな、
最先端の技術に触れられる展覧会を3つご紹介します。

 

ひとつめが、「うどうのらじお」の中継コーナーでもご紹介した
港区立みなと科学館で開催中の「みんなのロボット展」。

そもそも、ロボットとは何なのか、ロボットがどう社会に広がっていったかなど、
順を追って、分かりやすく説明してくれます。
ロボットという言葉が生まれた本、カレル・チャペック『ロボット』も置いてありました。

さらに、実物のロボットもたくさんいます!

実際に乗り込むことができるロボット「KID’S WALKER CYCLOPS(キッズウォーカーサイクロプス)」、

配膳もできるソーシャルロボット「Nyokkey(ニョッキー)」、

薬を作る工場で働く医薬ロボット「MS005N」、

月面探査に参加したロボット「SORA-Q(ソラキュー)」などなど。

起きていれば、エンタテイメントロボット「aibo(アイボ)」と遊ぶこともできます。

 

そして、ロボットとどんな未来を描きたいか、来場者が考えられる仕掛けも。

展示をベースに、調べたり感想を加えたりすれば、自由研究がひとつできそうですよね。

港区立みなと科学館「みんなのロボット展」は、9月23日までです。

 

次は、港区立みなと科学館から歩いてすぐ。
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45階のTOKYONODEで行われている
体験型エキシビション「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」。

2024年に結成25周年・メジャーデビュー20年目に突入するアーティスト・Perfumeは、
ライブステージにさまざまな先端技術や舞台演出で時代を先取りしてきたことも印象的です。

今回の展覧会を観て、不思議で、何歩先も未来に近いと感じさせてくれるperfumeのステージは、
テクノロジーの力もさることながら、
それに完璧に合わせることができる3人のパフォーマンスあってのものと、
3人の動きの凄まじさを改めて感じました。

 

中心となるのが、過去のライブステージの演出を、
“Perfume視点”で体験するコーナー「軌跡と奇跡」。


モーションキャプチャーを活かした「無限未来」、
シルエットを学習しバーチャルな「影」が変形する「マカロニ」など、
Perfumeのライブの演出の中に入ることができます。

 

「軌跡と奇跡:ポリリズム|tribute to Perfume(2007-)」では、
「ポリリズム」の過去のライブ映像およそ24種をスクリーンに投影するインスタレーション。
25年の間に、変わらないパフォーマンスをしているからこそ、
新旧のライブ映像がシンクロするさまは圧巻です。

さらに、中央には、彼女たちがライブで実際に使用し、大切に履いてきた
200足を超えるハイヒールが展示されています。
パフォーマンスの凄さを身近に感じてから眺める、
彼女たちと時を共にしてきたハイヒールは、活力を与えてくれるようでした。

 

長さ50メートルの巨大な年表や、思い出の品々に、3人の声で綴られるボイスツアーと、
同世代でPerfumeの曲を聴いてきた私は、何度も泣きそうになりました。

正直に言うと、テクノロジーの説明は、難しくて理解しきれないところもありましたが、
眺めて、展示に入っていくことで、パフォーマンスの裏にある精緻な動きを感じられ、
ライブの観方も変わりそうです。

25周年を迎えたPerfumeをお祝いしながら、その世界を楽しんでください。

会期は、10月14日までです。

 

 

そして、3つめが、ニッポン放送のすぐ近く、
東京有楽町のSusHi Tech Square1F Spaceで開催中の「人間×自然×技術=未来 展」。

自然や環境への没入体験ができる展示が並びます。

AIを使って架空の鳥類と話せたり、メタバースの神社を参拝したり。
植物と一体化した仕事机、自分が植物になった写真が撮れるフォトスポットなど、
考えるヒントが散りばめられ、ゆっくり涼みながら楽しめる展示です。

「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展」も同時に観られるので、
オリンピックの余韻に浸るのにもぴったりです。

ともに、9月23日までです。