古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2026.03.22

2026年3月22日放送『みきフェス』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第200回目のテーマは『みきフェス』。

古くは「川は流れる」をヒットさせた、仲宗根美樹さん。

「真夏の出来事」の平山三紀さん。

「真夜中のドア」が世界でリバイバルヒットした松原みきさん。

中谷美紀さんに、「ミキティ」こと藤本美貴さん……などなど、

「みき」という名前の歌手は結構実力派の名歌手が多い印象。

ということで今回は、名前が「みき」の女性歌手シバリでお送りしました。

 

まず1曲目は、麻倉未稀さんで「ヒーロー  HOLDING OUT FOR A HERO」。

この曲は、1984年、TBS系で土曜よる9時台に放送された

大映ドラマ『スクール☆ウォーズ』の主題歌で、

この年に公開された映画『フットルース』で挿入歌として使用された

ボニー・タイラーの曲を日本語でカバーしたものです。

麻倉未稀さんは1981年に「ミスティ・トワイライト」という曲で

「都会派美人シンガー」というキャッチフレーズでデビュー。

1983年、映画『フラッシュダンス』の主題歌を、

自ら日本語に訳してカバーした「What a feeling」がヒットしてブレイクしました。

こちらも大映ドラマの『スチュワーデス物語』で主題歌として使われ、大ヒットしています。

 

2曲目は、松原みきさんで「ニートな午後3時」。

1979年発売のデビュー曲「真夜中のドア〜Stay With Me」が世界中でリバイバルヒット。

海外で日本のシティポップが注目されるきっかけを作った松原みきさん。

残念ながらそのブームを知る前に、2004年に44歳の若さで

この世を去りましたが、ジャジーでアダルトな雰囲気のボーカルは

今聴いても、とても魅力的です。

「真夜中のドア」は皆さんご存じと思いますので、

今回は資生堂のキャンペーンソングになった隠れた名曲

「ニートな午後3時」を聴いていただきました。

ちなみに、この「ニート」は、親のすねかじりのニートではなく、

「すっきりしている」という意味の「ニート」だそうです。

 

3曲目は、藤村美樹さんで「夢・恋・人。

藤村美樹さんは、みんなご存じ、キャンディーズのミキちゃんです。

3人の中でも、洋楽に詳しく、音楽指向が高かったミキさん。

キャンディーズの音楽面を支える重要な存在でした。

1978年の解散後、ランちゃん(伊藤蘭さん)・

スーちゃん(田中好子さん)が相次いで芸能界に復帰する中、

彼女だけは復帰していなかったんですが、

1983年にこの「夢・恋・人。」で5年ぶりに歌手復帰。

松本隆・細野晴臣コンビによる「テクノ歌謡」で、

カネボウの春のキャンペーンソングになっています。

結局、シングルはこの曲をリリースしただけで、再び芸能界を引退。

結婚して主婦になった藤村美樹さん。

改めて、声量のある力強いボーカルを聴いていただきました。

 

4曲目は、藤本美貴さんで「ロマンティック 浮かれモード」。

ミキティの3枚目のシングルで、作詞・作曲はつんく♂さん。

この曲で紅白歌合戦に初出場を果たしています。

ハロプロファンの間では「ヲタ芸を打つ鉄板曲」として有名でした。

この翌年・2003年からモーニング娘。に途中加入したんですが、

ソロ時代の代表曲として、改めて聴いていただきました。

 

お別れの曲は、平山三紀さんで「真夜中のエンジェル・ベイビー」でした。

1971年に「真夏の出来事」がヒット。

その独特な、鼻にかかった歌声でも注目を浴びた平山三紀さん。

この曲は1975年発売のシングルで、デビュー以来、

平山さんの曲を手掛けてきた橋本淳・筒美京平コンビの作品です。

バンドサウンドで、ロック色が強いこの曲。

主人公は横須賀から横浜、原宿、六本木と遊び歩く女性で、

相手もジョニー、マイク、サミーと「国際的」になっています。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2026年3月29日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。