古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2025.09.28

2025年9月28日放送『目』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第176回目のテーマは『目』。

花の50代を迎え、いよいよいろいろなものが見えにくくなってきたというミッツさん。
 
「目」の動きというのは、何か情報を見たり読んだりするだけでなく、
 
明るい・暗いといった光の加減、天気や季節、
 
さらには人の感情や動きを知る上で、とても大きな役割を果たします。

というわけで今回は、「目」にまつわる楽曲たちをお届けしていきました。

 

まず1曲目は、BARBEE BOYSで「目を閉じておいでよ」。

大人の恋に身を投じる時は、敢えて目を閉じて、

それ以外の匂いやタッチや音で興奮を感じるということを、ミッツさんはこの曲で知ったそうです。

ミッツさん的「永遠の性教育ソング」。

 

2曲目は、渡辺美奈代さんで「瞳に約束」。

今年結成40周年を迎えた「おニャン子クラブ」から誕生した、
 
スーパーアイドルのひとり渡辺美奈代さんのソロデビュー曲です。
 
3曲目は、松任谷由美さんで「瞳はダイアモンド」。
 
「瞳ソング」の金字塔。数多ある聖子さんへの提供曲の中から、
 
唯一セルフカバーしているというユーミンバージョンでお聴き頂きました。
 

目・瞳、日本語には他にも目を表す漢字や言葉あります。

視線・まなざし・まなこ・目玉・お目目など。

 続いてお送りしたのはそんな日本語の豊かさを感じられる、すべて「目」にまつわる楽曲です。

 まずは戸川純さんの「眼球綺譚」(1985年)。ドラムはあの高橋幸宏さんです。

そして安全地帯の大ヒット曲「熱視線」。さらには佐良直美さんで「揺れるまなざし」。

3曲続けてお聴き頂きました。

 

お別れの曲は、郷ひろみさんで「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」。

エキゾチックなまなざしや、世界中の視線が注がれた関西・大阪万博も間もなく閉幕ということで、
 
今一度今年の夏を心の眼に焼き付けながら。
 
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2025年10月5日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。