音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第144回目のテーマは『高見沢俊彦特集』。
THE ALFEEのギタリストだけでなく、多くのアーティストに楽曲提供をして
ヒット曲を飛ばしていた、高見沢俊彦さん。
今回は、そんな高見沢さんに敬意を表して
「高見沢俊彦特集」をお届けしていきました。
まず1曲目は、高見知佳さんで「しのび逢い」。
1979年、アイドル歌手・高見知佳さんに、
シングルのB面曲として贈った楽曲。
高見沢さんは作詞作曲をされていますが、
6年後の85年に 柏原芳恵さんがカバーしたことで、
改めて高見沢サウンドとして知られることとなりました。
2曲目は、小泉今日子さんで「ハートブレイカー(Short Version)」、
そして、続けてお送りしたのは、「木枯しに抱かれて(Chorus Version)」。
高見沢サウンドを語るうえでは欠かせない、小泉今日子さん。
高見沢さんが作詞作曲をした提供曲といいますと、
「スターダスト・メモリー」「木枯しに抱かれて」が有名です。
それから、意外と忘れられがちですが、1985年に、
小泉さんの別名儀「KYON2」で
リリースした「ハートブレイカー」という曲も高見沢さんです。
ここでは、88年12月にリリースされた
「Best of Kyong King」というアルバムに収録された
「ハートブレイカー Short Version」と
「木枯しに抱かれてChorus Version」をお聴きいただきました。
4曲目は、宮沢りえさんで「MOST」、
そして、続けてお送りしたのは、後藤久美子さんで「初恋に気づいて」。
キョンキョンへの提供曲で一目置かれるようになった高見沢さんは、
80年代後半、とんねるず、中村雅俊さん、明石家さんまさん、
薬師丸ひろ子さんらの楽曲制作にも携わりますが、
なんと、あの国民的美少女・宮沢りえさん、後藤久美子さんにも提供していました。
「MOST」は、89年のファーストアルバムに収録。
キラキラ爽やか系の楽曲。
「初恋に気づいて」は、88年 2枚目のシングル。
ゴクミは、歌は苦手で嫌だったそうですが「高見沢さんの曲ならいい」と快諾。
「木枯しに抱かれて」を感じさせる曲調です。
そしてこの2曲、どちらも武部聡志さんが編曲で携わりました。
お別れの曲は、とんねるずで「大きなお世話サマー」でした。
とんねるずがこれまでにリリースしたシングルは23曲ありますが、
そのうち22曲の作詞をしているのが秋元康さん。
唯一、秋元さん以外の人が作詞しているのが、
この高見沢さんの曲なんだそうです。
ギターはもちろん、コーラスも高見沢さんがされています。
高見沢サウンドの代表的なナンバーですね。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2025年1月19日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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