音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第121回目のテーマは『トライアングルサウンド』。
「トライアングルサウンド」の象徴とも言えるのが「オメガトライブ」です。
初代ボーカル・杉山清貴に始まり、2代目のカルロス・トシキ、さらには3代目新井正人時代と、
それぞれメンバーや編成も異なる形で、1983年から1994年まで続きました。
中でも「カルロス・トシキ時代」は、ミッツさん的に思い入れが強いとのこと。
というわけで今回は、カルロス・トシキ以降の「トライアングルサウンド」を、
たっぷりとお聴き頂きました。
まずは、ミッツさんがMIXした、1986オメガトライブのヒット曲をメドレーでお送りしました。
君は1000%〜Super Chance〜Cosmic Love〜Stay girl Stay pure〜Miss Lonely Eyes
以上5曲が、1986年から1987年までの2年間に、「新生オメガ」が放ったヒットシングルです。
ボーカルはもとより、作家陣やサウンドも初代とは大きく変化したにもかかわらず、
「オメガトライブ」のブランド力は揺らぐことなく、新たなファンを獲得しました。
続いては、杉山清貴さんで「水の中のAnswer」。
続いてお聴き頂いたのは、「女性版オメガトライブ」というコンセプトで
87年にデビューしたジャッキー・リン&パラビオンで「Strangers Dream」。
ジャッキー・リンさんは、香港出身の歌手で、オリエンタルな雰囲気満載の美女でした。
残念ながら、この1曲で解散し、ジャッキー・リンさんも帰国してしまいました。
続いては、「トライアングルサウンド」の歴史の中で、
もっとも鮮烈かつ実験的だったバンド「ラ・ムー」です。
84年のデビューから藤田浩一プロデュースの下、それまでとは一線を画すポジショニングと音楽性で、
新たな女性アイドル像を確立した菊池桃子さん。
そんな彼女が突如、バンドを結成したのが1988年のことでした。それが「ラ・ムー」です。
今も、バブルの遺構として捉えられることの多い「ラ・ムー」ですが、
昨今世界的ブームとなっている「シティポップス」の定義を考える時、
いわゆる「洋楽っぽい歌謡曲」という点では、オメガトライブ、
そしてこのラ・ムーが、ひとつの到達点であるように思います。
そんなラ・ムーの「愛は心の仕事です〜少年は天使を殺す〜
青山Killer物語〜 Tokyo野蛮人」の4曲をミッツさんのオリジナルメドレーでお送りしました。
お別れの曲は、カルロストシキ&オメガトライブで「アクアマリンのままでいて」でした。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2024年6月30日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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