音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第77回目のテーマは『古今東西・蜃気楼祭り』。
実際に「蜃気楼」という自然現象を目にしたことがあるという人は、
日本全国にどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
ミッツさんは見たことないそうです。
しかしながら、この「蜃気楼」というのは、
やたらと曲名や歌詞に使われる頻度の多い言葉でもあります。
というわけで、今回は、かなりマニアックな選曲でしたが
「古今東西・蜃気楼祭り」でお送りしていきました。
まず1曲目は、高橋真梨子さんで「蜃気楼」。
高橋真梨子さんが1986年にリリースしたシングル「蜃気楼」。
サスペンスドラマの主題歌だった曲でもあります。
さらには、レベッカ3枚目のアルバム
「WILD & HONEY」に収録されている「蜃気楼」、2曲続けてお送りしました。
3曲目は、工藤静香さんで「真夏の蜃気楼」。
1991年にリリースされた「Please」という
シングルのカップリングで、作詞は静香さんご本人によるものです。
静香さんはとにかく「B面に名曲が多い」という印象がありますが、
これも当時からとても「ミッツさん好み」な曲とのこと。
そのまま続けてお送りしたのは、平山みきさんで「蜃気楼の街」。
1982年にリリースされた
「全曲・近田春夫プロデュース / ビブラトーンズ演奏」という、
歴史的問題作にして名作であるアルバム「鬼ヶ島」に収録されています。
軽快なノリの中に渦巻く「薄ら怖さ」が癖になる一曲です。
5曲目の「蜃気楼ソング」は、山口百恵さんで「蜃気楼」。
図らずも今週は女性歌手ばかりですが、
こちらは1978年リリースのアルバム
「ドラマティック」に収録されている曲です。
男と別れて、あてもなく知らない土地に来ておいて、
「恋なんて幻よ。この街は蜃気楼だわ」というのも、
ずいぶん勝手な言い分だと思いますが、
こういう「何かを諦めて達観したふりをする少女」を歌わせたら、
百恵さんの右に出る者はいないでしょう。
お別れの曲は、星屑スキャットで「蜃気楼」でした。
ミッツさん曰く「『蜃気楼マニア』としては、このタイトルで歌詞を頂いた時に、
正直『自分より先に、このワードを持ってくる人がいるとは!』と驚くと同時に、
自分たちの生き様に真正面から太鼓判を押してもらえた気がして、
嬉しかったのを憶えています。」とのこと。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2023年7月9日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
2025.05.18
2025年5月18日放送『まぶしい曲』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.05.04
2025年5月4日放送『中森明菜楽曲とその作家たちによるセルフカバー聴き比べ』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.04.13
2025年4月13日放送『いしだあゆみ特集 Part.2』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.04.06
2025年4月6日放送『いしだあゆみ特集 Part.1』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...
2025.03.23
2025年3月23日放送『ちょっぴり浮かばれなかったTBSドラマ主題歌90年代編』
音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、 毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ...