音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に７０年代・８０年代・９０年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第７３回目のテーマは『星屑スキャット・名曲カバーコレクション』。

現在絶賛ツアー中の星屑スキャット。

これまで数々の名曲たちをカバーしてきましたが、

今回は、「星屑スキャット・名曲カバーコレクション」と題して、

リリースされているもの・されていないもの、

いろいろ織り交ぜながらご紹介していきました。

まず１曲目は、「気になる女の子」。

原曲はアメリカのバンド・Messengersによるヒット曲。

（原題「That’s the way a woman is」）

日本では１９７２年以降、南沙織さんやフィンガー５がカバー。

現在でもCMなどで頻繁に使用されている隠れたスタンダードナンバーです。

７０年代にＮＨＫで放送されていた『ステージ１０１』という音楽番組の中で、

ザ・チャープスという３姉妹コーラスグループが歌唱している映像が、

星屑スキャットのカバーのきっかけだったそう。

１１年前にリリースしたというだけあって、改めて聴くと、声が若い…。

ミッツさん曰く「歌も雑ながらハリと勢いがある分、今よりだいぶ男感に溢れている」。

２曲目は、「バナナの涙」。

おニャン子クラブから派生した２人組ユニット「うしろゆびさされ組」の楽曲。

星屑スキャットが初めてカバーしたのは、

結成して２年目か３年目（２００６～７年頃）で、

沖縄のクラブイベントでのステージだったんだそう。

当初、メンバーのひとりがすごく抵抗してなんとか説得。

それまでは７０年代のカバーが中心でしたが、

この曲をきっかけに８０年代の楽曲も歌うようになったとのこと。

クリスマステイストを加えたバージョンはＣＤ化されているものの、

今回かけた「オリジナルカバーバージョン」は初出しでした。

３曲目は、「１９８６年のマリリン」。

１９８６年に大ヒットした本田美奈子さんの代表曲です。

星屑の初カバーは、２０１３年の単独コンサート。

何よりもイントロのバックコーラスを３人で再現してみたかったのが、

一番の理由だったそう。

以降、ライブで歌うことはほとんどないものの、

なぜかボーカルレコーディングを、３年前ぐらいにしたまま、

放置されている（存在すら忘れかけていた）未発表カバー音源。

まだ細かいミックスは詰め切れていませんが、

今回思い切ってフルコーラスOAしました。

お別れの曲は、「君だけに」でした。

星屑スキャットが愛して止まない男性３人組「少年隊」の名曲。

この曲を初めてカバーしたのは、おそらく２００７年ぐらい・・・。

以来、１５年近く歌っている星屑スキャットの「十八番」のひとつです。

ディスコ歌謡ばかりを歌ったライブで、

『メリージェーン』以外に「チークタイム的な和製ディスコバラード」

はないかと考えた時に、真っ先に思い浮かんだのがこの曲だったんだそう。

おそらく星屑スキャットとして初めてテレビで歌唱した曲でもあるとのこと。

昨年夏の「FNS歌謡祭」では、トニセンの３人と一緒に唄ったことも

記憶に新しいですね。

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