音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第72回目のテーマは『ドキッ!しばり』。
みなさん、最近「ドキッ」としたことはありますか?
今回は、そんな「ドキッ」をテーマに、
タイトルに「ドキッ」が入った曲ばかりをセレクトしました。
まず1曲目は、山下久美子さんで「赤道小町ドキッ」。
ドキッ・・といえば、
この曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
1982年の、夏のカネボウ化粧品キャンペーンイメージソングとして起用。
広告代理店がキャンペーン・コピータイトルを
『赤道小町ドキッ』と決めたうえで、山下久美子さんにオファーしたそうです。
曲は、当時すでにスターだった松田聖子さんを手がけていた
松本さんと細野さんの「はっぴぃえんど」コンビ!
70年代後半から、資生堂とカネボウのイメージソング合戦が
繰り広げられ、数々のヒット曲が出ていました。
この曲のヒットによって
「ドキッ」という言葉が口ずさまれ、一気に広まりましたが、
それより少し前に、こんな曲がリリースされています。
伊藤咲子さんで「いい娘に逢ったらドキッ」。
1976年リリースで、伊藤咲子さん8枚目のシングル。
『男性が、いい娘にあったらドキッとするのは当たり前、
普通の感情よ、だけど毎回はいやよ』という歌。
たまに聞こえてくる低音のダンディボイスは、
伊藤さんと事務所が同じだった、神太郎さんという方。
確かにこの声が出て来るとドキっとします…。
「赤道小町ドキッ」が、この「ドキッ」に影響を受けたのかは謎です。
1982年の「赤道小町ドキッ」のヒットの2年後、
84年にリリースされた、スージー・松原さんの「ガンモ・ドキッ!」。
この曲は、当時放送されていたテレビアニメ『Gu-Guガンモ』のオープニングテーマ。
歌っている「スージー・松原」さんというのは、
シンガーの「松原みき」さんのこと。
松原さんといえば、79年に「真夜中のドア〜Stay With Me」でデビューし、
今やシティ・ポップ界隈で欠かせない存在に。
演奏は森雪之丞さん率いる「雪之丞シンジケート」。
『Gu-Guガンモ』なのに、ラテンジャズベースのダンスナンバーでかっこいい!
お別れの曲は、酒井法子さんで「月夜でドキッ!」でした。
1987年リリース、2枚目のシングル「渚のファンタシィ」のB面曲。
ドラキュラや狼男、ゾンビなどが出て来る、
女子的にドキッとしちゃう、そんな曲です。
モータウン調のごきげんナンバーで
B面でありながら好きな人が多いようです。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2023年6月4日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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