音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第53回目のテーマは『1月1日発売』。
色んな時代の、元日に発売した楽曲たちをセレクトしました。
まず1曲目は、中森明菜さんで「北ウイング」。
こちらは1984年1月1日発売。
ここでミッツさんが長年気になっていたことをお話しされていました。
というのも、この「北ウイング」のオリコンチャートの集計期間が、
発売日の1月1日が最終日だったのにも関わらず、2位を記録されていました。
明菜さんクラスの歌手とはいえ、果たして集計期間が1日しかないのに、
オリコンチャート2位を記録できるものなんでしょうか、と…。
フラゲ日を含めたとしても、大晦日にレコードショップが開いていたとは思えず、
この謎は、ミッツさんの中で長年解決されていないようです。
続けて2曲目は、新田恵利さんで「冬のオペラグラス」。
こちらは1986年1月1日発売。
86年はこの曲を皮切りに、
次々とおニャン子関連楽曲が初登場1位に。
その多くが「初登場1位→トップテン内→トップテン圏外」
というパターン化されたチャートアクションで、
おニャン子クラブ・河合その子・新田恵利・国生さゆり・福永恵規・
うしろゆびさされ組・ニャンギラス・吉沢秋絵・渡辺美奈代・
高井麻巳子・城之内早苗・渡辺満里奈が
ほぼ毎週順番に初登場1位になるという異常事態が1年間続くことに。
中には1位を獲得していても不思議ではないような歌手や
有名楽曲も、86年に限っては
「2位どまり」だったりするものが多いのも特徴でした。
よって、オリコンチャートの1位とランキング番組の順位の景色が
だいぶ違ったのも86年ならではだったのではないでしょうか。
そして3曲目は、バービーボーイズで「目を閉じておいでよ」。
こちらは1989年1月1日発売。
昭和最後の元旦にリリースされた数少ない楽曲。
その後、日本中で大バンドブームが巻き起こりましたが、
バービーボーイズもその一端を担っていたアーティストです。
お別れの曲は、TRFで「CRAZY GONNA CRAZY」。
1995年1月1日発売。
直後に阪神大震災・オウム事件など壮絶な一年だった95年。
2023年、今年は一体どんな年になるのでしょうか。
今年も『ミッツ・ザ・コレクション』をお楽しみいただければ幸いです。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2023年1月8日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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