音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第49回目のテーマは『国道』。
「国道」とは、
国が政令で指定した「一般国道」と「高速自動車国道」の総称で、
一般国道は全国に459路線もあるといいます。
今回はそんな国道をモチーフにした楽曲をお届けしました。
まず1曲目は、風で「3号線を左に折れ」。
歌に出てくる3号線の場所は、
海に面した福岡市東区と思われます。 (本人の発言ではない)
ここには、志賀島という島へ続く
「海の中道」と呼ばれる地元では有名な道があり、
ドライブコース、デートコースとして知られているそうです。
その道路に出るには、交差点で3号線を曲がるため、
このあたりがモデルではないかと、言われています。
今では新しい道路ができ、
このエリアの「3号線」は「旧3号線」と呼ばれているようですが、
作詞作曲をされた伊勢正三さんは、福岡からも近い大分出身とのこと。
この道に、特別な思い入れがあるのかもしれません。
続いて2曲目は、小田和正さんで「16号を下って」。
16号とは、国道16号のことで、
神奈川県横浜市を起点に、東京都八王子市、埼玉県大宮市、
千葉県木更津市をぐるりとまわって、再び横浜に戻る道路です。
小田和正さんはといいますと、出身は、神奈川県横浜市。
ご実家は、「金沢かなざわ文庫ぶんこ駅」の
「すずらん通り商店街」にある薬局だそうで、地図をみてみると、
商店街のすぐそばを国道16号が走っています。
歌の中には、16号という言葉以外、
特定される場所や景色は出てきませんが、
国道16号をテーマに書かれたと言われているので、
歌詞に出てくる海は、近くの八景島や横浜の海だと思われます。
3曲目は、ラ・ムーで「青山Killer物語」。
出だしの歌詞にあります「青山通りの黄昏時」。
この青山通りとは、このエリアを走る国道246号線のことで、
青山通りといえば、東京を代表するオサレスポットとして知られています。
そして曲のタイトル「青山Killer物語」。
これは、青山通りの近くにある「外苑西通り」の通称である、
「キラー通り」、「キラーストリート」から
もじってつけられたようなので、
青山通りと外苑西通りが交差するあたりが、
この歌の舞台だと予測されます。
お別れの曲は、ALFIEで「白いハイウェイ」でした。
原曲はブレッド&バターが歌っていますが、
今回お届けしたのは、1975年、
メンバーが4人だった頃のALFIEがカバーしたバージョンです。
ボーカルは高見沢さんで、
ファンの間では今でも人気が高い曲といわれています。
歌詞には「白い国道」とあるだけなので、場所の特定はできませんが…。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2022年12月4日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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