音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第24回目のテーマは『K-POPの元祖たち』。
日本にとっては距離的にも非常に近い存在である「お隣の国・韓国」ですが、
そんな韓国のエンタメ文化が、日本国内でこれだけ身近なものになったのは、
ほんのここ20年そこらの話です。
しかし、「K-POP」以前の時代にも、
日本には素晴らしい韓国人歌手がいたということを忘れてはなりません。
今回は、70年代・80年代・90年代に
日本の音楽シーンを彩った韓国人歌手たちの楽曲をセレクトしました。
まず1曲目は、チョー・ヨンピルさんで「釜山港へ帰れ」。
1975年にソロデビューして以来、韓国では現在も国民的スーパースター歌手として
君臨し続けているチョー・ヨンピルさん。
「釜山港へ帰れ」は、チョー・ヨンピルさんのデビュー曲でした。
これは、もともと70年代にヨンピルさん自身が韓国でヒットさせた楽曲に、
日本語の歌詞を付け、日本国内でもなんと16人もの歌手による「競作」としてリリースされました。
中でも渥美二郎さんが唄ったバージョンが大ヒットし、
「韓国産の歌謡曲の元祖」という位置づけで、今も多くの人に愛されています。
続いて2曲目は、ヤン・スギョンさんで「愛されてセレナーデ」。
ヤン・スギョンさんは、1988年に韓国でデビューをし、
その2年後の1990年に日本進出を果たしました。
ミッツさん曰く、「彼女も、テレサ・テンや、同じ韓国出身の桂銀淑さんの系譜である、
『水商売系カラオケ定番路線』を受け継いだ歌手のひとりです。」とコメント。
3曲目は、桂銀淑さんで「SWEET MEMORIES」。
桂銀淑さんが日本でデビューをしたのは1985年。
作曲家・浜圭介さんの作品を数多く歌い、80年代後半から90年代中盤にかけてヒットを連発。
当時日本での活動が少なくなっていたテレサ・テンさんに代わり、
「水商売系歌謡曲」の女王として長く君臨しました。
ミッツさんは、「私が最初に魅了された韓国人歌手と言えば、
この桂銀淑さんを置いて他にはいません。」と語り、
韓国人歌手の喉・声帯の強さを、初めて体感させてくれたのが桂銀淑さんだったとのことです。
今回は、その唯一無二の喉・歌声を、より堪能して頂くために、
敢えて「SWEET MEMORIES」を選んでみました。
お別れの曲は、S.E.Sで「(愛)という名の誇り」でした。
1997年にデビューし、韓国芸能界において「初めて成功した女性アイドルグループ」と言われている
パダ・ユジン・シューの3人組です。
ミッツさん曰く、「メインボーカルのパダちゃんの歌声は、
今も『K-POP界ナンバー1』の巧さだと思っている」とのことです。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2022年5月8日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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