古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2022.01.16

2022年1月11日放送『1982年』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第10回目のテーマは『1982年』。

前回は「1972年」デビュー組でお届けしましたが、

今回は「1982年」デビュー組のアーティストをご紹介いたしました。

 

まず1人目のアーティストは、三田寛子さん。

1981年にドラマ「2年B組仙八先生」でデビューし、

翌年の82年にスーパープロデューサー・酒井政利の手によりレコードデビューを果たしました。

今回お届けしたのは、デビュー曲の「駈けてきた処女」。

井上陽水節が炸裂した、トリッキーで怪しげな雰囲気と、サビの突き抜けるようなアイドル歌謡にも注目です。

 

そして、続いて紹介したアーティストは、安全地帯

安全地帯は、1981年から井上陽水さんのバックバンドとしてツアーを周り、82年にデビュー。

先程の「駈けてきた処女」作曲の、井上陽水さん繋がりで紹介したかった、とミッツさんがセレクトしました。

今回はデビュー曲の「萌黄色のスナップ」をチョイス。

この曲はあまり売れなかったそうですが、その後歌謡曲方面に路線変更し、見事「ワインレッドの心」でブレイクしたという経緯が。

「2022年に聴いても全く色褪せない名曲だ」とミッツさんは語っていました。

 

続いての「1982年」デビューのアーティストは、原田知世さん。

原田さんは、ポスト薬師丸ひろ子さんを探す「角川大型新人オーディション」に参加し、

見事特別賞を受賞し、芸能界デビューを果たします。

その後、「セーラー服と機関銃」のドラマ版で主演し、

主題歌となったのが、今回お届けしたデビュー曲の「悲しいくらいほんとの話」でした。

前年に大ヒットとなった「セーラー服と機関銃」作詞作曲の、来生姉弟が手掛けた楽曲で、

切ないメロディーと原田さんの透明感あふれる歌声に注目しながらお聞きください。

 

お別れの曲は、中森明菜さんで「スローモーション」でした。

1982年デビュー組の中でも、最大の成功を収めた一人と言っても過言ではない中森明菜さん。

今年40周年を迎える節目で、どんなことをやってくれるのだろうと、ワクワクしていたミッツさんでした。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2022年1月18日(火)21:00〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。