伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが、一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、観音温泉と同じグループで伊豆急下田駅前にある「下田ステーションホテル」から、「旬刊旅行新聞」を発行している旅行新聞新社の代表取締役・石井貞徳さんと一緒にお送りします。
旬刊 旅行新聞・石井貞徳代表取締役
石井貞徳(いしい・さだのり) 株式会社旅行新聞新社・代表取締役
旅行新聞新社は、昭和50(1975)年から観光業界の専門紙「旬刊(じゅんかん) 旅行新聞」を発行している新聞社。合わせて1年に1回、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の選定や、「全国旅館おかみの集い」といった観光業界を盛り上げる取り組みも行っている。
―そもそも、「旬刊旅行新聞」の“旬刊”って、どんな意味があるんですか?
石井:(紙媒体の)発行形態というものは、日刊、週刊、旬刊、月刊というスタイルがあります。そのなかで、「旬刊」というものは、月に3回発行をする形態です。
観音温泉玄関に掲示されている「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」
―観音温泉も最新のランキングで23位に入っている「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」も旅行新聞でやっていらっしゃるそうですね。
石井:旅行新聞を立ち上げたときの一つのイベントとして、これから、旅館・ホテル業界を批評するランキングがあってもいいんではないかとスタートしました。“プロが選ぶ”と謳っているのは、全国の旅行業者に、前年度に私どもから投票用紙を発送しまして、業者の方に「○○の浴衣はよかったね」「△△の料理はよかったね」「■■の風呂はよかった」といった推薦をしていただいて、書いて投票していただくようにしています。これを48年前にスタートいたしました。
―石井社長は今回、観音温泉が50周年ということで、「取材」にいらしていたそうですね。
鈴木:私が高校生のときに、(父が掘った)温泉が湧き出して、25歳のときに宿として開業しました。石井社長も、よくいろいろな文献をお読み下さって、観音温泉の歴史を紐解いて下さっていますね。
石井:私たちも観光関係のいろいろな取材を進めていくなかで、下田の山のなかで、鈴木会長がいろいろ頑張ってやっていらっしゃると聞きまして、取材に伺ったのが最初です。以来、20年くらいのお付き合いとなります。
観音温泉の原点・一号源泉
―手元にある「旬刊 旅行新聞」には、全国の旅館・ホテルが5万523軒とありまして、36の県でその数が前年比で減少しているそうですね。
石井:コロナ禍の3年というのは、観光業界にとって、非常に厳しい3年間でした。この新聞を創刊した当初、全国にはおよそ8万軒の旅館・ホテルがあったんです。ですから、この30~40年で、宿の数自体が3分の2近くに減少していたなか、(それに追い打ちをかける状況)だったんです。観光業界が疲弊するなか、お客様にとっては「旅に出たい」「土地の美味しいものを食べたい」という欲求が動き出してきているんじゃないかとも思います。
ピグマリオンの部屋風呂
―静岡もマイナス3.8%とありますが、コロナ禍で大変だったなか、女将はちゃんと経営されていて凄いですね。
鈴木:(コロナ禍は)逆にチャンスなんですよ。みんなが「困った、困った」と言っていたら、沈んでしまいます。私はいつも「チャンスだ!」と思って捉えて、人の役に立つことをするようにしています。とくにコロナ禍では、(三密を回避するように言われたわけですから、観音温泉のように)人里離れた所は、お客様にとっていい所なんですよ。(それを続けていると)私がお客様を呼んでいるわけではなく、お客様がお客様を連れてきて下さるんです。
―長かったコロナ禍も、光が見え始めてきていますね。
(旬刊 旅行新聞webサイト)
旬刊旅行新聞 – 株式会社旅行新聞新社 (ryoko-net.co.jp)
(旬刊 旅行新聞・石井貞徳代表取締役インタビュー、おわり)
観音温泉で朝食時に出していただいた「なごみ果園」の紅ほっぺ
3月の観音温泉るんるんタイムは「いちご」プレゼント!
下田・なごみ果園の完熟いちご「紅ほっぺ」1箱・2パック入りを毎週1名様に直送でプレゼントします。住所・氏名・年齢・職業・電話番号を必ずお書きいただいた上で・・・
(あて先)
・メール:ue@1242.com (件名に「いちごプレゼント」)
・おハガキは、〒100-8439 ニッポン放送 上柳昌彦あさぼらけ 「いちごプレゼント」
※メールの受付は3月16日中、ハガキの方は3月16日の消印有効。
※当選者の発表は、3月23日(木)の「観音温泉るんるんタイム」で行います。
鈴木会長・石井社長・上柳アナ
伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?
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