伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長と上柳昌彦アナウンサーが、一緒に観音温泉ゆかりの人や場所を訪ねてお送りしています。今回は、鈴木会長もお孫さんとよく出かけるという「下田海中水族館」を訪ねて、飼育課・魚類担当の山根正太郎さんにお話を伺いました。
下田海中水族館(左奥がアクアドームペリー号)
―いつも観音温泉にお邪魔して、ロビーに置いてある下田のお出かけスポットのパンフレットを、見ていたんですが、中でも行ってみたかったのが「下田海中水族館」なんです。初めて来ました。会長もいらっしゃるんですか?
鈴木:私はよく孫を連れて来るんです。もう大好きなの!下田へ来るたびに「海中水族館!」って、言うくらいです。
アクアドームペリー号の大水槽
―今回は下田海中水族館の飼育課・魚類担当の山根正太郎(やまね・しょうたろう)さんにご案内いただいていますが、私たちが今いる場所は、どんな所なんですか?
山根:ここは「アクアドームペリー号」といいまして、海に浮かんだ円形の「大きな船(総排水量1300トン)」なんです。目の前にある(伊豆の海を再現した)大水槽(水量600立方メートル)も、海に浮かんだ状態です。伊豆半島は、東伊豆と西伊豆では海の地形も違いますし、沖を流れる潮も違います。暖流の黒潮が強いですが、寒流の親潮の影響も受けていて、(潮目のようにぶつかる形になっていますので、)たくさんの生き物が生息しているんです。
観音温泉るんるんタイム収録風景
―普段、(魚介類の仕入れで)豊洲市場を歩いていると、時を忘れてしまう(!?)鈴木会長も、目が輝いていますね!
鈴木:泳いでいる魚たちも、こっち見て下さってますよ!あれはタカベでしょ?泳いでいる魚の種類は、大体わかりますよ。見て見て、可愛らしい!笑っているように見えますよ!!
山根:私も、鈴木会長が来ますよと、魚に言っておきましたから(笑)。(タカベは)よくご存じですね。背中に黄色いラインが入っているのが特徴です。笑っているように見えるのは、エイの裏側でして、顔のように見えるのは、口と鼻の穴です。エイの目は、背中の方についているんです。
大水槽を泳ぐエイ
―笑福亭鶴瓶さんも(ご自身の顔がよく似ているのを存じていらっしゃって)、「オレはエイのウラっ側や!」とよくおっしゃっています(笑)が、この寒いなかでも、イルカショーもちゃんとやっていらっしゃって、楽しいひと時を過ごすことが出来ますね。
山根:目の前の海も、冬になると寒くなって来るんですが、私たちは、1年中、海に潜っています。この大水槽の水も海と繋がっていて、海からくみ上げた水をろ過して流しています。水族館自体も、自然の入り江を活かした形で作られています。(首都圏にお住まいの方々は)都市型の水族館になじみを憶えるかもしれませんが、(下田海中水族館は)豊かな自然を活かした水族館なんです。
下田海中水族館で飼育されているフグ(ハリセンボン)
―下田海中水族館も55周年ということで、館内ではいろいろな催しも行われていますし、ちょうど今ごろは、受験生応援企画もやっているそうですね?
山根:毎年恒例の「合格祈願水槽」をこの冬も行っています(1月7日~29日)。今回は“福来る”ということで、フグ(ハリセンボン)と、合格をイメージした“五角”のヒトデを展示しております。
夢を語る下田海中水族館の山根さん
―大学入試共通テストも迫ってきた時期、大学に進んで夢を叶えようという方もいると思いますが、山根さんも、じつは「夢を叶えた」お一人だそうですね。
山根:5歳のときに両親に水族館に連れてきてもらって、「いつかここで働きたい」と思ったんです。小さいときから「水族館の飼育員になりたい!」と口に出していました。いまから5年前に縁あって、飼育員になることが出来ました。今は魚の飼育を担当しながら、海のことについて学んでいますが、将来的には、イルカのトレーナーになりたいと考えています。イルカも人間のことをよく見ています。私もトレーナーになれるようにいま、頑張っているところです。
鈴木:私は伊豆へ初めて来たとき、イルカのお肉が魚屋さんに置いてあるのを見てビックリしたんです。昔、漁村で暮らしていた方にとっては貴重なたんぱく源だったそうですね。伊豆にはこういった食文化もあるのかと。(様々な文化的な背景がある中で、ご自身の夢を叶えて)楽しみにしてますよ!
下田海中水族館の海上ステージイルカショー「ワンダーオーシャン」
―今度伺うときには、ぜひ「イルカのトレーナー」としてお話を伺いたいと思います。今回はご案内いただきありがとうございました。女将、魚たちも手を振ってますよ!
鈴木:私もあの中に入りたい!(大笑)
(下田海中水族館・山根正太郎さんインタビュー、おわり)
伊豆下田 下田海中水族館オフィシャルサイト (shimoda-aquarium.com)
鈴木会長と上柳アナ
伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?
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