観音温泉 るんるんタイム

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2020.10.01

【第1回】観音温泉はどのようにして湧きだしたのか?

観音温泉・鈴木会長と上柳アナウンサー

 

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。

観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺います。 

 

E261系電車・特急「サフィール踊り子」、伊豆急行線・片瀬白田~伊豆稲取間

 

この春デビューしたばかりの特急「サフィール踊り子」で、下田を目指した上柳アナウンサー。

車内のカフェテリアでいただいた自慢のヌードルには、観音温泉のペットボトルが付いてきて、

さっそく「飲む温泉」を実感。

伊豆急下田駅前から観音温泉の送迎バスに乗り込むと、運転手さんは何と「あさぼらけ」リスナー!

素晴らしい温泉、満天の星空、美味しい食事を満喫して、いよいよインタビューのスタートです。

 

観音温泉・鈴木会長と上柳アナウンサー

 

―夜、ガラティア観音温泉(宿泊者用の風呂)に入りましたら、満天の星空に感動しました。

ひと晩で6回もお風呂に入ってしまったんですが、なぜ、あんなにトロトロのお湯なんですか?

 

ありがとうございます。でも、天気に恵まれれば、(満天の星空は)いつものことなんです。

(たっぷり温泉に入ったせいか)肌がツヤツヤしてますよ!

これは超軟水、ph9.5の(アルカリ性の)温泉だからです。

しかも、この温泉には、シリカ(ケイ素、いわゆるメタケイ酸)が豊富に入っています。

お肌にもいいですし、カラダにもいいんですよ。

 

ガラティア観音温泉。かけ流しゆえ、日中はお湯を抜いて丁寧に清掃が行われ、その日のお客様に備える。

 

―今朝、湯上りに牛乳を飲んでいたら、会長はいきなり「ユンボ行くわよ!」と仰いました。

 付いていったら、大きなパワーショベルで軽自動車くらいの岩をゴロンと投げていましたね。

 

開拓者なんです。

観音温泉があるところは岩の山です。

フィリピン海プレートにのってやってきた伊豆半島そのものと言ってもいいような場所です。

掘ると、軽自動車くらいの大きさの岩が出てくるのは、よくあることなんです。

海抜は600mくらいでしょうか、空気も澄みきっていて、お星さまがきれいに見えるんです。

 

パワーショベルを操縦する鈴木会長

 

―下田の駅からクルマで20分ほどかかるこの場所に、よく温泉を作ろうと思いましたよね?

  先代のお父様がこの地を選ばれたということですが・・・。

 

私が中学・高校の頃、昭和38(1963)年頃のことです。

父がなかなか(家に)帰ってこない時期がありました。

当時は軽免(軽自動車運転免許、16歳から取得可)というものがありましたから、

妹と交代で軽自動車を運転しながら、(父のいる)伊豆へやって来ました。

そしたら父は、電気もない所で、自家発電で“穴掘り”していて、びっくりしたんです。

 

上柳アナウンサーと1号源泉

 

―お父様はそれまで経営していたタクシー会社の経営権も譲渡して温泉を掘っていたそうですが、どんな所を掘っていたんですか?

 

(父は昔ながらの手法で)漆のお椀を裏返して置いていました。

すると、地中からのガスによって、裏側の漆が剥げてくるんです。

その一番剥げた漆のお椀のところを掘ったのが、いまの「第1号源泉」なんです。

 

(観音温泉・鈴木和江会長インタビュー、つづく)

 

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。

次回も、鈴木会長に観音温泉の様々なエピソードを伺ってまいります。

どうぞお楽しみに!

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。