ウィークエンド・ケアタイム『ひだまりハウス』~うつ病・認知症について語ろう

2025.10.26

2025年10月26日

ひだまりハウス、今回のナビゲートドクターは、
うつ病専門医の樋口輝彦先生と一緒にお送りしています。

先週10月18日は世界メノポーズデーでした。
メノポーズとは「月が止まる」という意味のギリシャ語が語源で
月のものが止まる…つまり女性の「閉経」や「更年期」を指す言葉。

世界的な高齢化社会の到来を受けて、国際閉経学会が更年期や閉経について
広く学び、女性の健康増進に貢献することを目的として記念日を制定。
10月18日から24日まではメノポーズ週間にもなっていました。

この番組でも、何度も紹介してきましたが閉経の前後5年を合わせた時期を
「更年期」と呼び日本ではおおよそ45歳から55歳が更年期にあたります。

そして、更年期という話題になると、よく耳にするのが「更年期症状」、
「更年期障害」という言葉です。

今回の放送では、更年期症状に悩まされた経験をお持ちの方をゲストに
お迎えしています。2023年までNHKのアナウンサーとして活動され、
「紅白歌合戦」の司会や大河ドラマ「軍師官兵衛」のナレーションも担当。
現在はフリーのアナウンサーとしても活躍中の武内陶子さんです。
ご自身の「更年期症状」の体験についてお話しいただきました。

もしかして、更年期かも…と気がつかれたのは、会社の先輩に相談したこと
からでした。それまで、様々な体調不良に悩まされていたものの、
武内さんは病名がわからず不安な日々を過ごしていたといいます。
テレビ局のスタジオでは、突然、ホットフラッシュに襲われ、
汗が止まらない恐怖を感じていたこともあったといいます。

仕事と家庭を両立している武内さんは三人のお子さんを出産されています。
当時は、子育てとの両立にも苦労されたそうで、イライラが募り怒りっぽく
なってしまいがちで当時小学生と中学生だったお子さんたちに厳しくあたっ
てしまうことも悩みだったそうです。

そんな時に出会ったのが「アンガーマネジメント」。
取材先で知ったこの心理トレーニングを通して、怒りの感情を数値化し、
それをお子さんたちにも見える形で伝えるようにしたところ、
親子の関係が少しずつ変わっていったそうです。お子さんたちも
「なぜお母さんが辛そうなのか」「なぜ怒っているのか」がわからなかった、、、
感情を見える化することで、家庭の中に少しずつ理解と変化が生まれて
いったといいます。

更年期は、誰にでも訪れる自然な変化。でも、その中で感じる不安や戸惑いを
こうして言葉にして共有していくことで、同じように悩む多くの方にとって
大きな支えになるのではないかと思います。

武内陶子さんのインタビューは、radikoでもお聴きいただけます。
ぜひ、心と体の変化に向き合うヒントとして、お聴きになってみてください。

ウィークエンド・ケアタイム 「ひだまりハウス」
~うつ病・認知症について語ろう~
| ニッポン放送 | 2025/10/26/日 06:25-06:44
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20251026062500
(無料版のradikoは次の日曜日まで聴くことができます)

引き続き、次回も武内陶子さんに更年期障害を克服された
お話しを詳しく伺います。

■武内陶子さんの公式サイト
https://sunmusic-gp.co.jp/talent/takeuchi_touko/

武内陶子さんの最新情報はInstagramからご覧ください。
https://www.instagram.com/toko_takeuchi/

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