ウィークエンド・ケアタイム『ひだまりハウス』~うつ病・認知症について語ろう

2025.08.24

2025年8月24日

ひだまりハウス、今回のナビゲートドクターは、
認知症専門医の朝田隆先生と一緒にお送りしています。

今回のゲストは、俳優の松村雄基さんです。
実は、長年お祖母様の介護をされていたヤングケアラーだった
という事実はあまり知られていません。
ご本人をお迎えして詳しく伺っています。

1980年代に「スクール・ウォーズ」や「不良少女とよばれて」など、
いわゆる大映ドラマでご活躍されていた松村雄基さん。

ニッポン放送では、風見慎吾さんや、長嶋ナオトさんたちと
「どんまいフレンド」という番組も出演されていました。

スカウトされたのは14歳で中学2年でした。
同級生から突然電話があり、芸能界に入ってみないかと言う連絡が。
全く興味がなかった松村さんなんですが、会うだけ会ってくれないか
と言われまして、当時、同居していましたお祖母さまに相談したところ
「無銭に断るのは失礼だからお受けするだけお会いしていきなさい」
という鶴の一声で所属している事務所の社長さんに会ったそうです。
ずっと断り続けていた松村さん。いない間に社長さんが訪ね、
「預かせてほしい」と帰ったあと、お祖母様は松村さんに
「あの人は良さそうな人だからやってみなさい。」とこれまた祖母の一声で
芸能界に入ることになったんだそうです。

お祖母様は、大正2年生まれ昔は、当たり前でしたが、礼儀作法やしつけには
厳しかったのと、詩吟や剣舞を習っていました。食事中は、正座、会話もテレビも禁止、
年賀状など書いているときも横にお祖母さまが、ちょっと字が曲がったりすると
横からスッと手が出てきてもう一枚と言って新しい葉書が来るという。
親がいないことで道を踏み外したり、後ろ指を指されることがないようにという
思いが感じられます。

そんなお祖母様に異変が起きるようになったのは、高校3年の時に、17歳でデビューして
1年後ぐらいの頃、学校から帰ってきて近所に住む叔母が家にいて、今日お祖母様が倒れた
と、いつものかかりつけお医者さんに来ていただいたところ、「軽い脳梗塞」。
そんなに大した重さではないので自宅でリハビリをしながら治療をしなさい。ということで
ここから在宅介護の生活が始まります。

ドラマの撮影などで忙しいなか、家に戻っておばあさまの介護や介助をされていた松村さん。
家には、お風呂がなかったそうで、おんぶして銭湯に通われていたそうです。
近くに住むお叔母さん、事務所の社長さんの力を借りながらの生活だった松村さん、
ヤングケアラーという言葉も理解もされなかった時代のお話はradikoをご利用ください。

ウィークエンド・ケアタイム「ひだまりハウス」
~うつ病・認知症について語ろう~
| ニッポン放送 | 2025/08/24/日 06:25-06:44
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20250824064400
(無料版のradikoは次の日曜日まで聴くことができます)

■松村雄基さんについて(公式サイト)
https://www.matsumura-yu-ki.net/

  • 大塚製薬株式会社
  • Meiji Seika ファルマ株式会社
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