ひだまりハウス、認知症専門医の朝田隆先生と一緒にお送りしています。
今回のゲストは、先週に引き続き、レビー小体型認知症を抱えつつも、
ご自身の体験も紹介する活動をされている三橋昭さんをお迎えしています。

レビー小体型認知症と診断された三橋さん、じつはその診断で落ち込んだのは
奥様だったそうです。このような状況を付き合えざる得ないということで、
奥様も感じたとのことで三橋さんも励みになり二人三脚でやってこれたとか。
車を運転していた三橋さん、右寄り運転してしまったり車庫入れが下手くそになり
触感認知能力機能が落ちてしまったので奥様の忠告で免許を返納しました。
そして現在も工夫しながらの認知症の進行をおさえる生活を心がけています。
例えば一軒家で2階に共有スペースの生活をしていましたが、
足の調子が悪くなり車椅子になってしまうかも、と思った時期もあり、
その時にバリアフチーのマンションに引っ越しをして生活環境を変え
よかったそうです!
日常の記憶障害もあり、人と会う約束を忘れてしまったことがあり
三橋さん自らどうやったら忘れないようになるか考えた結果、
手帳を買う→なくしてしまった
明るい手帳を買う→どこかに置き忘れるけど頻度が減った
ということで、明るし手帳を持つことで、どこかに起き忘れても
目立つ色の手帳だと探しやすいと笑顔で話していました。
さらに車椅子の生活になるかも、、、と不安を感じた三橋さんは、
ペンギン歩きで歩いてることに気づかず、さらに人に抜かれて不思議に感じて
いたそうです。体の動きが悪く感じていたんだとか。
あるとき、テレビをゴルフ選手の歩き方を見よう見まねしたところ、
歩き方がすごく改善されたとのこと!その秘訣は、、、
「手を大きくふり、歩くこと。そして意識してやることが大事」
だと三橋さん語っていました。
そのほかにも、図書館の館長され自分の経験を活かして、
認知症にまつわる本や福祉や介護などのコーナーを設置したり、
まぜこぜバンドのメンバーとして活動コーラスボーカルを担当して
活動できな生活をおくっています。
最後にこの病気は治すことはできないけど、進行をおさえることはできる!
と、三橋さんはこれまでの経験をもとにたくさんのことを語ってくださいました!
貴重なお話ありがとうございました!
■本のご紹介です。
メディアケアプラスから発売中
「麒麟模様の馬を見た~目覚めは瞬間の幻視から」
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