羽田美智子のいってらっしゃい

2026.02.13

2026年2月9日週 テーマ「抹茶」

“お茶の中でも、特に抹茶が好きです!”という方、いらっしゃるかと思います。

そこで『抹茶』についてです。

 

■今週(2/9~2/13)のテーマ:『抹茶』

2/9(月) 『抹茶とは』   

 

『日本抹茶協会』さんや『日本茶業中央会』さんでは、

『抹茶』のことを『茶の生の葉を蒸し、揉まずに乾燥した茶葉を、

石臼などで微粉末状に製造したもの』と定めています。

 

抹茶の原料は、『碾茶(てんちゃ)』というお茶です。

お茶の葉を蒸した後に乾燥させ、「茎」などを取り除きます。

そして石臼などで、細かい粉末状にしたものが抹茶です。

 

『抹茶』の『抹』という字には、“すりつぶして粉にする”という意味があります。

まさに“すりつぶして粉にしたお茶”が、『抹茶』ということなんですネ。

 

そして抹茶を始めとする『緑茶』には、『テアニン』が多く含まれています。

『テアニン』はアミノ酸の一種で、お茶の旨味や甘みの成分でもあり、特に抹茶に多く含まれています。

この『テアニン』には、“リラックス効果”や“睡眠の質を向上させる効果”があることが分かっているそうです。

 

『テアニン』は太陽の光にあたると、ポリフェノールの一種である『カテキン』に変化します。

この『カテキン』は、渋味や苦みの成分でもありますが、

抹茶の茶葉は太陽の光があたらないようにして栽培するため、『テアニン』が豊富で、

その分、他のお茶よりも旨味を感じるのだそうです。

 

【感想】

抹茶、あの深い緑色、あの苦み・・・。本当に大好きです

“抹茶味”と聞くだけで、ビクッと反応する私がいるんですよネ。

またテアニンというのも、カテキンに変化するんですネ。

カテキンも風邪とかに良いって聞きますし、

テアニンにはリラックス効果があると聞くと、ますます抹茶、好きになりますネ。

 

2/10(火)   『抹茶の豆知識①』

 

抹茶と似ているものに、『粉茶』や『粉末茶』があります。

この違いですが、例えば“原料”です。

抹茶の原料は、『碾茶(てんちゃ)』ですが、粉茶の原料は、『煎茶』です。

 

碾茶も煎茶も同じ『緑茶』の仲間ですが、

碾茶が太陽の光があたらないようにして育てるのに対し、

煎茶は屋外で栽培しますので、太陽の光をたっぷりと浴びます。

 

煎茶を製造する際、見た目や味を調整するために“粉状の細かい部分”というのが出るそうなんですネ。

この部分を集めたものが『粉茶』です。

 

粉茶の場合、通常の煎茶と同じように、お湯に溶けないので茶殻が残ります。

そのため入れる時は、“網目の細かい急須”や“お茶パック“が必要です。

このように粉茶は“細かい形”をしていますが、その分、味が出やすく、色も味も濃いのが特徴です。

 

そして粉末茶ですが、“お茶の葉を粉末状に加工したもの”です。

粉茶をさらに細かく、パウダー状にしたものなので、

お湯やお水に溶かすだけでいただくことができます。

また粉茶のように、茶殻が出ないのも特徴のひとつです。

スティックタイプの粉末茶も、よく見かけますよネ。

 

【感想】

お抹茶をおウチでいただく時に、器にお抹茶を入れると、

あざやかな緑色が広がって美しいんですよネ。

粉末茶は、回転寿司でいただくことが多いのではないでしょうか。

だいぶ美味しいですし、色もあざやかで、粉末茶は使いやすいのがイイですよネ。

 

2/11(水)  『抹茶の豆知識②』

 

抹茶は大きく分けて、『薄茶(うすちゃ)』と『濃茶(こいちゃ)』の2つ種類があります。

『薄茶』は“お薄(うす)”、『濃茶』は“お濃(こい)”とも呼ぶそうです。

 

『薄茶』はその名のとおり、“濃度が薄めの抹茶”で、一般的に飲まれている抹茶は、この『薄茶』です。

使われる抹茶の量が少ないので、色合いは白味を帯びた若草色をしていて、サラリとしたクチ当たりです。

『薄茶』は茶筅(ちゃせん)で“シャカシャカ”と泡立てるように作りますが、

これを『点(た)てる』というそうです。

 

それに対して『濃茶』の場合、使われる抹茶の量は『薄茶』の2倍から3倍だそうなんです。

作る時も少量のお湯を入れて、泡立てずに混ぜていきますので、トロリとしています。

『薄茶』の場合、『点てる』ですが、

『濃茶』の場合、まるで練っていくようにして作るので、『練る』というそうです。

 

『濃茶』は濃厚な味わいで、旨味や甘味が強く、見た目も深い緑色をしています。

また『濃茶』に使われるのは、“高級な限られた抹茶”のみなので、『薄茶』に比べて格式が高く、

特別な時にいただくことが多いといわれています。

 

【感想】

昔、お茶の番組で、ひと通り茶の湯を学ばせていただきましたが、

「お薄」の味わいも、「お濃」の味わいも両方素晴らしくて、大ファンになったんですネ。

なので私は家でも略式なんですけども、茶筅でお茶を点てると、

素人ながらに“美味しいなぁ・・・”と思って、ホッとひと息ついてますネ。

 

2/12(木)  『抹茶の豆知識③』

 

抹茶の産地の代表のひとつが、京都・宇治市です。

鎌倉時代、当時の中国から日本にお茶が伝わってきました。

その後、宇治は気候や地形がお茶作りに適していたこともあって、

抹茶の原料となる『碾茶(てんちゃ)』の栽培が始まったとされています。

 

その後、“茶の湯文化”とともに、宇治抹茶はどんどん発展していったそうです。

また宇治市には、宇治抹茶と国産の米粉を使った『茶だんご』というお団子があって、

宇治市の名産品になっています。

 

宇治市と並んで、抹茶の生産地として知られているのが、愛知県西尾市です。

こちらも鎌倉時代から、お茶の栽培が始まったといわれています。

そんな『西尾の抹茶』ですが、特許庁の『地域ブランド』に認定されています。

“お茶”の分野で、“抹茶に限定した地域ブランド”としては、全国で初めてだそうです。

 

『宇治抹茶』と『西尾の抹茶』の違いですが、

『宇治抹茶』は渋みが少なく、旨味やコクが強く、“上品な香り”と“まろやかな甘味”が特徴です。

 

それに対して『西尾の抹茶』は、『宇治抹茶』よりも

渋みや苦味がしっかりとしている・・・といわれています。

 

【感想】

「宇治抹茶」も「西尾の抹茶」も両方、旅したことがあるんですが、

どちらも甲乙つけがたい、美味しかったですねぇ。

またお抹茶道具というのも、ホントに素敵ですし、私は日本にお抹茶文化があって、

本当にありがたいなぁ・・・と思っています。お抹茶は日本の財産ですよネ。

茶畑のグリーンは本当にキレイだし、一度、旅してみるのもイイかもしれませんネ。

 

2/13(金)  『抹茶の豆知識④』

 

抹茶はケーキやお菓子、ドリンク類などにもよく使われています。

『抹茶スイーツ』という言葉も定着しましたが、流行のキッカケは

一説には1996年に発売された『ハーゲンダッツ』の『グリーンティー(抹茶味)』といわれています。

 

そして抹茶は日本だけでなく、海外でも人気です。

抹茶はアメリカやヨーロッパ、アジアなどで『MATCHA』の表記で通じるようになっているそうです。

 

さらに日本に来る、海外からの観光客の中には、抹茶を目当てに来る方も多いといわれています。

また“抹茶味のお菓子”も、お土産として人気だそうです。

 

抹茶が外国人の方にも人気の理由のひとつが、“抹茶の栄養価”といわれています。

抹茶には、抗酸化作用のある『カテキン』やリラックス効果が期待される『テアニン』、

さらに『ビタミンC』や『食物繊維』が豊富に含まれています。

 

特に抹茶の場合、茶葉を丸ごと摂ることができますので、特に欧米の健康志向の方々に支持されているそうです。

他にも“アレンジがしやすい”、“SNS映えする”といったことも人気の理由だそうです。

 

【感想】

抹茶味のアイスクリーム、美味しいですよネ。

「ハーゲンダッツ」から始まったんですネ。さすがです。

京都のお茶屋さんとかに行きますと、外国の観光客の方が並んでいて、

みんな“抹茶”、“抹茶”、“抹茶”って買われている姿を見て、

これは日本人もマネしたほうがイイなぁ・・・と思いますネ。

お抹茶は風邪予防にもなるといわれていて、

ビタミンCとかカテキンがすごくイイっていわれてますよネ。

ぜひ皆さんも積極的に取り入れていきましょうネ。

 

【今週の感想】

お抹茶って子どもの頃は、苦く感じて正直、“どこが美味しいんだろう・・・”って思いましたが、

大人になると“なんて美味しいんだろう!”と感じるようになったのは、きっと私だけじゃないと思います。

今ではお茶の中で、お抹茶が一番好きかもしれません。

美味しいお抹茶をいただくと、ホッ・・・とするんですよネ。

本当に癒されますし、今や私の生活に欠かせないものになっています。

まだまだ厳しい寒さが続きますから、お抹茶で身体も心も温まりたいですネ。

 

【お知らせ① 次週(2/16~)からのテーマ】

進学や就職、転勤など、この時期は“引っ越しシーズン“です。

そこで、『引っ越し』についてです。

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

◆オープニング  ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

◆エンディング  ♪To Be  /  モントルー

パーソナリティ
  • 羽田美智子
    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/