夜空にきらめくもの、『星』についてです。
■今週(7/7~7/11)のテーマ:『星』
7/7(月) 『ベガとアルタイル』
織姫と彦星の『七夕伝説』ですが、二人は天の川をはさんで輝いている星に例えられています。
織姫は『こと座』の『ベガ』、彦星は『わし座』の『アルタイル』のことです。
ちなみに天の川は、約2000億もの星が集まった銀河、『天の川銀河』の一部であることが分かっています。
『天の川銀河』は『銀河系』ともいいます。
そして『ベガ』と『アルタイル』ですが、どれくらい離れているかといいますと、“15光年”、
光の速さで15年かかる距離だそうです。
この2つの星は大きくて、例えば太陽と比べると、『ベガ』は2.5倍、
『アルタイル』は1.8倍も大きいそうなんですネ。
ちなみに地球の大きさは、太陽の“1/109”だそうですから、いかに大きいか、お分かりになるかと思います。
それでも宇宙にある星の中では、“ごく普通の大きさ”だそうです。
7月の夜、東の方向を見上げると、とても明るい星がありますが、これが『ベガ』です。
そして『ベガ』から、右下の方向にあるのが『アルタイル』。
さらに左下の方向にあるのが、『はくちょう座』の『デネブ』です。
この3つの星を結ぶと、“大きな三角形”ができますが、これを『夏の大三角』といいます。
【感想】
私、星の話、大好きです。
宇宙って広大すぎて、未知なるものですが、この地球に暮らす私たちの不思議なことよ。
夜の空に見える輝く星たち。
あそこにも私たちと同じような生命体や意識があるって、私は信じるタイプですネ。
7/8(火) 『星の豆知識①』
星には“自ら光り輝いている星”があります。
それを『恒星』といいます。太陽もこの恒星の仲間です。
この“恒星の周りを回っている星”のことを、『惑星』といいます。
私たちの住む地球や火星、木星、土星などがそうです。
そして“惑星の周りを回っている星”が『衛星』です。
地球の周りを回っている月は、この衛星になります。
私たちが夜空を見上げた時、キラキラ光っている星のほとんどが恒星です。
これは星の中心で起こっている『核融合』という、“大きな爆発”のような現象で光っているそうです。
この核融合によって、小さな粒々がぶつかり合って、大きな粒になりますが、
この時に、たくさんの熱と光が出ることでキラキラ輝いて見えるそうなんです。
惑星や衛星の中には“光っている星”がありますが、これは“他の星の光”を反射しているからだそうです。
例えば地球や木星、土星、月の場合、太陽の光を反射することで光っています。
そんな星ですが、キラキラと瞬いて見えますよネ。
これは“光が揺れて見えるから”なんだそうなんです。
星の光が私たちの目に届く時、地球を包み込んでいる“大気”、
“空気の層”の中を通りますが、その中で光が揺れることで、キラキラして見えるのだそうです。
【感想】
自ら光り輝く星が恒星で、私たちの地球は惑星。
惑星は恒星の光を受けて光る星なんですネ。
これ何か人間関係にもあてはまりそうですネ。
自分の中からキラキラと輝く・・・。そんな星のような人になりたいなぁ・・・って願いますネ。
7/9(水) 『星の豆知識②』
『1等星』、『2等星』という言葉があります。
これは“星の明るさ”を表す言葉で、紀元前の時代に定められたそうです。
夜空に見える星を“明るさの違い”で、6つに分類し、“一番明るい星”を『1等星』、“その次に明るい星”を『2等星』。
そして“眼では見えるけれど、最も暗い星”のことを『6等星』と分類しました。
数字が小さいほど明るい・・・ということになります。
19世紀になると、この数字の違いによって約2.5倍ずつ明るさが変わってくることが分かりました。
ちなみに『1等星』と『6等星』では、約100倍も違うそうです。
その後、同じ『1等星』でも“明るさ”に違いがあることから、
明るさを表すために、“マイナス”や“小数点以下の数字”も使って、『等級』を表すようになりました。
『等級』とは、“星ひとつひとつの明るさ”のことです。
それに対して、“1等星・2等星”の『等星』とは、“明るさが同じくらいの星のグループ”のことです。
この『等級』の数字が、小さいほど明るく、さらに“マイナス”が付くと、もっと明るいことを示しています。
『1等星』は全部で“21”ありますが、その中でも“最も明るい”のは
『おおいぬ座』の『シリウス』で、『等級』は“マイナス1.44”。
逆に“最も暗い”のは、『しし座』の『レグルス』で、『等級』は“1.4”です。
【感想】
等星か~、難しいですネ。
1等星から6等星までの違いは分かりましたけど、
そこにマイナスが入ってくると、さらに明るくなるということがなかなか理解するのが難しいですネ。
感覚的には、プラスになっていったほうが明るいんじゃないかなぁ・・・って感じがしますが、
マイナスなんですネ。これはそーっと覚えるしかないですネ。
『シリウス』が一番明るい星。すごく素敵な星ですよネ。
7/10(木) 『星の豆知識③』
地球を始め銀河系には、2000億もの星があるといわれています。
また現在、宇宙には銀河系のような大きな銀河が1000億以上もあると考えられています。
そんな中、“肉眼で確認できる星”の数ですが、空全体で“8600”だそうです。
北半球にある日本の場合、全体の半分が見えると考えると、
条件にもよりますが、単純計算で“4300”になるそうです。
同じ星でも実は、“色”が違うそうなんですネ。
これは“その星の表面温度”による違いなのだそうです。
例えば、『さそり座』の『アンタレス』のような、『赤い星』の場合、表面温度は2000℃以上あるそうなんです。
『おうし座』の『アルデバラン』のような、『オレンジ色の星』の場合、約4000℃。
『ぎょしゃ座』の『カペラ』のような、『黄色の星』の場合、約6000℃。
『こいぬ座』の『プロキオン』のような、『白い星』の場合、約8000℃。
そして、『おおいぬ座』の『シリウス』のような『青』、
または『青白い星』の場合、1万℃とも2万℃ともいわれているそうです。
ちなみに地球ですが、平均で15℃だそうなんです。
また火星は、マイナス65℃だそうです。
【感想】
宇宙は広~い。想像つかない広さですネ。
色も、私が考える色の温度とは真逆。
暖色系のほうが熱いんじゃないかぁ~っていうイメージだったんですけども、寒色系のほうが熱い星なんですネ。
地球はたった15℃。
だから私たちは暮らせてるんですが、何もかも宇宙には敵いませんネ。
7/11(金) 『星の豆知識④』
学校で“太陽系の惑星の並び順”を学んだ方、いらっしゃるかと思います。
その覚え方ですが、年代によって違うそうなんですネ。
例えば、『水金地火木土天海冥』と覚えている方の場合、
太陽に近い順番から、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星、そして冥王星の全部で9つです。
それが『水金地火木土天冥海』と、冥王星と海王星の順番を“逆に”覚えている方もいます。
これは1979年1月から1999年3月までの約20年間、
冥王星が海王星よりも、太陽に近い位置にあったからだそうです。
ですので、この20年の間に、『惑星の順番』を教わった方は、
『水金地火木土天冥海』で覚えていることになるそうなんです。
ちなみに現在はどうかといいますと、『水金地火木土天海』です。
冥王星が外されて、数が1つ減って8つになっていているそうです。
その理由ですが、2005年、冥王星よりも大きな“新しい天体”『エリス』が、冥王星の軌道付近で発見されました。
それをキッカケに“惑星の定義”が議論されるようになり、そして翌2006年、天文学の国際的な学会で、
冥王星はそれまでの“惑星”から、“準惑星”に格下げされてしまったそうです。
【感想】
星にとっては、“順番”とか“格”とかないでしょうに、人間が決めたことによって、格下げされてしまったんですネ。
太陽系の惑星はなじみ深いですが、それ以上の宇宙を想像すると、
“今ここに生きている不思議さ”とか、“壮大なロマン”を感じますよネ。星って素敵ですよネ。
【今週の感想】
宇宙も星も本当にスケールが大きすぎて、想像がつきませんネ(汗)。
私たちが暮らす地球も、宇宙の星の1つですが、きっと広い宇宙のどこかに、地球と同じように水や酸素、
そして光に照らされた星があって、人間と同じような生命体が暮らしていると信じてます。
夜空の星を見ていると、空想というか妄想がふくらむ私です(汗)
【お知らせ① 次週(7/14~)からのテーマ】
夏になると、よく耳や目にするお魚、『ハモ』についてです。
【お知らせ② 番組で使用しているBGM】
◆オープニング ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ
◆エンディング ♪To Be / モントルー
2025.07.11
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