中村こずえのSUNDAYHAPPYMAP

2018.10.10

ミステリー小説の舞台!

「なるほど!ニッポン調査隊」

今回は、日本の玄関口「東京駅」の前からお届け!

10月7日「ミステリー記念日」!ご存知でしたか?

世界初の推理小説と言われるのが、アメリカの小説家エドガー・アラン・ポーが1841年に発表した『モルグ街の殺人』。10月7日は、そのエドガー・アラン・ポーの命日なんです。
今から169年前、日本でいうと江戸時代、嘉永2年のことです。黒船来航の44年前ぐらい・・・
ということで、立川晴の輔さんが今回調査したのは、「ミステリー小説の舞台」!

東京駅も、数々のミステリー小説の舞台になっています。
例えば、西村京太郎の「東京駅殺人事件」・・・そのまんま。
十津川警部の「駅シリーズ」第一弾ですよね。

おそらく最も有名な「東京駅を舞台にしたミステリー小説」が、松本清張の「点と線」。
実は、松本清張は、昭和31年頃、東京駅・丸の内駅舎の中にある東京ステーションホテルにたびたび宿泊。
当時、客室からプラットフォームが見渡せたため、そこで時刻表を使ったトリックを思いついたと言われています。
松本清張がよく泊まったとされる客室エリアの廊下には、『点と線の連載の第一片』と『トリックに使用された特急あさかぜの時刻表』のコピーが額に入れられて展示されているそうですよ。

映画やアニメの世界では、モデルになった場所をめぐる聖地巡礼なんてものが流行していますが、
昨今、「ご当地ミステリー」もブームになりつつあるらしいんです。

これまでにも、山村美紗と言えば京都
映画「探偵はBARにいる」でも人気の東直己のススキノ探偵シリーズは、札幌が舞台と、
特定の場所が描かれたミステリーはたくさんあります。

それが最近は、いわゆる「ライトノベル」と呼ばれる若者に人気の小説に、ご当地ミステリーものが増えているんだとか・・

例えば、テレビドラマやテレビアニメにもなった人気シリーズ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。
旭川の地名や食べ物が登場するこの作品、作者の太田紫織さんが2012年まで旭川に住んでいたため詳しい描写ができたのだとか。
この作品でデビューになるんですが、人気に火がついたのは、地元、旭川市内の本屋さんから!
「地元が舞台なので親近感がわく」と大々的にフェアを展開したそうです。

そして、金沢市・近江町市場の隣の十間町にあるレトロなカフェが舞台になっているのは、「金沢金魚館」。
作者のみゆさんは、石川県出身で、こちらも地元では、書店の店員さんがびっくりするほど売れたんだそう。

さらに。逆転の発想もあります。
福島市宮畑遺跡という場所があります。
この宮畑遺跡は、縄文時代のものとされ、40ほどの竪穴式住居の痕跡、直径90センチの柱の穴が残っています。
ただ不思議なのが、その半数近い竪穴式住居が焼かれている状態だったとか・・・
調査してもその理由が分からない、「宮畑遺跡の謎」と言われており、正にミステリー!

そして3年前に、この「宮畑遺跡の謎」の謎解きを絡めた小説や漫画を募集したところ、
縄文人の視点から描かれたもの、タイムスリップ、殺人事件からSFまで・・・
149点の応募があったそうです。
その中から選ばれた7作品が1冊にまとめられ「縄文4000年の謎に挑む」というタイトルで2016年に発売されました。
元々ある本当のミステリーな場所に新しくストーリーを作ったわけですね、これは面白い!

結論としては、地元の場所がミステリー小説に出てくると、やっぱりうれしい!
それが、たとえ「殺人事件現場」であっても・・・

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    パーソナリティ
    • 中村こずえ
      中村こずえ
      中村こずえ

      中村こずえ

      10月1日生まれ 天秤座。TOKYO FMアナウンサー出身。
      10代のころから今に至るまで、日本各地を旅し、47都道府県すべて訪れている。海外旅行も大好き。
      美味しい顔を見たくて(本当食べることが好きで)料理好きに。
      ワーキングマザーとして「簡単・テキトー・安い・早い・うまい!」をモットーとしたレシピ本を三冊出版している。
      スポーツはテニス、スキー、ゴルフ…すべて夫がコーチ!
      朗読の舞台公演や、講師の顔も持つ。

    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。

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