長崎県立北松農業高等学校　石原一広先生に詳しくうかがいました。

黄平戸ユリを復活させる取り組み

絶滅寸前だった、黄平戸ユリ。なぜ、このユリが絶滅寸前だったという理由が病気。ユリの多くは球根で増やすそうなんですが、ウイルスが球根に入ってしまっい、その球根を通してその病気が広がってしまったからだそう。

その絶滅寸前だった黄平戸ユリが平戸市で2000年くらいに民家の家先で見つかり、平戸市のほうから学校のほうで増やしてくれという依頼を受け、長崎県立北松農業高等学校　生物工学部の部員たちが増やすことに。現在、栽培して1千株まで増えたそうです。最近は栽培が軌道にのってきたので、栽培に関して心配はないそうですが、管理作業大変だということ。生物工学部の部員たちでまわしているそうですが、なかなか上手にまわらないそうです。

黄平戸ユリをもっと多くの方に知ってもらいたい！

現在黄平戸ユリは、市役所や観光客がくるような施設にポスターやチラシをつけて紹介展示しているそうです。

今、学生たちは毎日水遣り、肥料を与える作業を行っているそうです。そして間もなく球根を彫り上げて来年に向けて準備する段階に入るそうですよ。長崎県立北松農業高等学校では黄平戸ユリを文化祭で無料で配布しています。小さい球根だからすぐ咲くものではないですが、みんなに認知してもらってみんなが平戸といえば黄平戸ユリだよと思ってもらうことが目標と語ってくださいました。